2023年2月下旬・午後15:55頃・小雪
郊外の住宅地で、大型車が車道の除雪作業をしていました。
ブルドーザーとロータリー除雪車の2台が連携・分業しています。
ロータリー除雪車が路上の雪を飛ばした結果、道端の空き地に巨大な雪山(灰色に汚れた雪)が形成されています。
隣の民家の2階に届くぐらいの高さまで排雪が積み上げられました。
この雪山は、近所の子どもたちにとって、格好の遊び場になります。
(大人からは危ないから雪山に近づくなと怒られるのですが。)
近くで待機していたブルドーザーが、路上に残った雪を路肩に押し付けるようにどかし始めました。
ブルドーザーの作業が終わり、ロータリー除雪車が再び戻ってくると、路肩の雪壁を削って左の空き地に飛ばし始めました。
どうやら積雪で狭くなっていた車道の道幅を広げているようです。
雪を飛ばす向きや角度を運転者が調節しています。
ロータリー除雪車が路上に積もった雪を勢い良く飛ばす様子を、240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@2:19〜)
泥で汚れた重い雪が放物線を描いて遠くに飛んでいきます。
せっかくスーパースローで見応えのあるテーマだったのに、すぐに終わってしまいました。
雪国の田舎には申し訳程度に整備された小さな公園(空き地)があちこちにあります。
「税金を使ってこんな公園もどきに何の意味があるの?」と疑問に思うのですが、大雪が積もる冬になるとその役割が分かります。
各地域の雪を捨てる空き地を用意しておかないと、トラックでいちいち運び出さないといけなくなるのです。
他には、融雪溝と呼ばれる水路を街中に張り巡らせて、除雪した排雪を少量ずつ川へ流してしまう方法もあります。
今季は異常な暖冬のために積雪量が少なくて、除雪作業の頻度や経費も低くて済みました。
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