前回の記事:▶ 山林の泥水溜まりで餌を探すクロツグミ?【野鳥:トレイルカメラ】
2024年6月下旬
シーン0:6/17・午後12:25・晴れ(@0:00〜)
シーン0:6/17・午後12:50・晴れ(@0:04〜)
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。
山林の中に少し開けた湿地帯があります。
湧き水や雨水が溜まった水溜りを野生動物や野鳥が来て水場として利用しているので、2台の自動撮影カメラ(旧機種)で見張っています。
クロツグミ♂(Turdus cardis)の登場シーンを以下にまとめます。
雛に給餌する育雛期は終わりつつあるのでしょうか。
シーン1:6/21・午後18:26・(@0:07〜)日の入り時刻は午後19:08。
夕方の湿地で真っ黒なクロツグミ♂が水溜りSの中洲に来ていました。
振り返ると白い腹面が見えます。
岸辺の泥濘を嘴でつついて回り、細長いミミズ?を捕食しました。
その場で食べたかどうか不明です。
最後は右に飛び去りました。
シーン2:6/22・午後19:00・(@1:02〜)日の入り時刻は午後19:08。
翌日の夕方にもクロツグミ♂が登場しました。
黒い鳥ですが、嘴は白っぽく見えます。
水溜まりの泥濘をホッピングで徘徊し、餌を探しています。
現場は山中にあるので、公式の日の入り時刻よりもだいぶ早く太陽が山の陰に沈み暗くなります。
最近は雨がほとんど降らないので、水溜まりの水量が少なく、干上がりつつあります。
シーン3:6/23・午後18:57・小雨(@1:13〜)日の入り時刻は午後19:08。
翌日にも、ほぼ同じ時間帯にクロツグミ♂が採餌に来ました。
このように薄暗い時間帯に活動する性質を、夜行性とか昼行性に対して薄明薄暮性と言います。
水溜りSの対岸から中洲にピョンと飛び移ると、泥濘を数回啄んでから、対岸に戻りました。
ホッピングで右に移動し、泥濘をつついています。
湿地の草むらを経由して、右奥の水溜まりへ移動したのに、なぜか別アングルの監視カメラが起動しなかったのが残念です。
最後は左に飛び去りました。
小雨がぱらついています。
待望の雨が降り、水溜りの水量がだいぶ回復しました。
奥の草むらでの採餌行動は、5倍速の早回し映像で見る方が分かりやすいかもしれません。(@2:06〜)
関連記事(同所で1ヶ月前の撮影)▶ 水場付近の湿地でミミズを次々と狩って巣に運ぶクロツグミ♀♂【野鳥:トレイルカメラ】
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→
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