2025/04/01

溜め糞場でスギやエゾユズリハの枝葉に眼下腺マーキングするニホンカモシカ【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年4月中旬 

シーン1:4/14・午前10:21・晴れ(@0:00〜) 
明るい時間帯にたまたま撮れた現場の状況です。 
里山の雑木林でニホンカモシカCapricornis crispus)の溜め糞場sr2を旧機種のトレイルカメラで見張っています。 


シーン2:4/16・午後20:54(@0:04〜) 
晩に手前から歩いて来たカモシカが、頭を下げて溜め糞の匂いを頻りに嗅いでいます。 
角が細いので、おそらく若い個体なのでしょう。 

そのまま溜め糞場sr2で脱糞するかと期待したものの、今回は便意を催さなかったようです。 

スギ落枝の青々とした葉や、奥に自生するエゾユズリハ灌木の枝葉に顔を擦り付けて眼下腺で縄張りをマーキングしました。 


つづく→

フッキソウの花蜜を吸うビロウドツリアブ♀【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年4月中旬・午前11:45頃・くもり 

里山の急峻な山道を登っていると、白い可憐な花が咲いている大群落がありました。 
ヒトリシズカの花も点在していたのですが、それとは別種です。 
写真に撮って画像検索(Googleレンズ)してみると、フッキソウと判明。 







これがヒトリシズカの花。



フッキソウの大群落でビロウドツリアブ♀(=ビロードツリアブ;Bombylius major)が訪花していました。 
フッキソウ穂状花序の細長い花筒の入口に口吻の先端がなかなか差し込めずに、何度もやり直しています。 

ビロウドツリアブ♀は吸蜜中も高速で羽ばたき続けていますが、花に足を掛けているので、ホバリング(停空飛翔)とは言えません。 
素人目にはエネルギー効率が悪過ぎる気がするのですけど、捕食者に襲われたときにいつでも飛び立てるように、常にアイドリングしているのでしょう。 
240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:14〜) 




ところで、冒頭で鳴いてる(さえずり? )鳥の種類は何だろう?


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2025/03/31

春の刈田でキジ♂が勇壮な母衣打ち♪を披露するまで(野鳥)

 

2024年4月中旬・午後14:55頃・くもり 

田起こし前の刈田で、キジ♂(Phasianus versicolor)がケンケーン♪と鳴く声がしました。 
鳴き声の主を探すと、雑草が生えた原っぱ(刈田)で採食中のキジ♂を発見。 
次の母衣ほろ打ちを記録しようと、動画に撮り始めました。 

採食中にときどき頭を上げて首を伸ばし、周囲を警戒しています。
しばらくすると、胸の羽毛を嘴で整えて羽繕いを始めました。 
 最後にようやくケンケーン♪と大声で絶叫しながら、勇壮な母衣打ちを披露してくれました。
鳴き声が風切り音にかき消されそうなのが、残念です。 
その後は何事もなかったように、採食に戻りました。 
隣の縄張りから別個体のキジ♂が鳴き返す声は聞き取れませんでした。 

キジ♂の母衣打ちを1/5倍速のスローモーションでリプレイすると(@3:12〜)、素早く羽ばたいた回数は2+10回でした。 
この回数には個体差があります。 
母衣打ちで羽ばたく回数の多い♂を♀が交尾相手として選んでいるとしたら、面白いですね。(ただの妄想です)

カメラのバッテリーを使い切る寸前で赤いマークがカラータイマーのように点滅していたので、キジ♂が鳴く前兆を示すまで(立ち止まって背伸びをするまで)撮影を中断して見守りました。 
なんとかギリギリ動画に撮れました。 

気迫の籠もった母衣打ちを見ると、いつも感動します。 
春はキジの繁殖期で、♂は縄張り宣言を頻繁に(定期的に)繰り返しています。 
長くても5〜6分間辛抱して長撮りすれば、誰でも母衣打ちシーンを撮れますので、機会があればトライしてみてください。

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