2025/09/18

軒下の窓枠などに集まったツバメ幼鳥の群れ

 

2024年7月上旬・午後15:55頃・晴れ 

郊外の住宅地でツバメHirundo rustica)の群れがいました。 
2階建ての民家の軒下で、狭い窓枠や換気口キャップ、雨樋パイプなどの上に並んで留まっています。 
電柱からの引き込み線に留まっている個体も居ました。 

いずれも喉が黄色いので、近所の巣から巣立ったばかりの幼鳥です。 
(動画に写っている同じ民家の軒下にはツバメの巣はありませんでした。)
中には喉が赤く色づき始めた個体も混じっていました。 

いずれ親鳥が飛来して幼鳥に巣外給餌するだろうと期待してしばらく粘ったのですが、親ツバメは私を警戒して近づきませんでした。 
撮影後に私が歩いて横を通り過ぎようとしたら、ツバメの群れは一斉に飛んで逃げてしまいました。 

※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


【考察】
この8羽のツバメ幼鳥は同じ巣から巣立った兄弟姉妹なのでしょうか? 
Perplexity AIに相談してみた回答がこちらです。
・1つの巣から同時に8羽が巣立つことは極めてまれ。 
・観察された8羽は複数の巣(近隣で巣立った複数家族)の幼鳥が合流した群れである可能性が高いです。特に郊外の住宅地では、巣立ち直後~集団塒(ねぐら)への移動までの間、幼鳥が親とともに近くでまとまって過ごす時期があり、規模の大きい一時的な集団も見られます。 
・巣立ち雛や親兄弟を含む複数家族が集まる、小規模な群れが住宅地や電線、軒先などで形成されやすい時期。 
・7月以降はこうした集団行動が顕著となり、大集団は主にねぐらで夜を過ごす際に見られる。 
・ツバメの親鳥が巣外で給餌する際は「自分の子の鳴き声や行動の特徴」で見分けて餌を与えており、群れの中でも親子の関係は維持されます。ただし、他の幼鳥に間違って給餌するケースも一部では報告されていますが、基本的には自分の子を優先的に認識できるとされています。

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