2024年6月上旬・午後16:05頃・晴れ
田植え後の水田で、カルガモ(Anas zonorhyncha)のペアが縦列になって進んで行きます。
カメラを向ける私を警戒して、どんどん遠ざかっています。
田んぼは水深が浅く、水かきを使った遊泳と言うよりもほとんど泥濘の中を歩いているようです。
カルガモが水田の中を動き回ると底の泥が舞い上がり、日光が遮られて(水の透明度が下がり)、発芽した雑草に対して除草効果があります。
一方イネは苗として育った段階で植えているため、葉は地上にあり、水が濁っても問題なく光合成することができます。
これを積極的に利用しているのがアイガモ農法だったり、除草ロボットだったりします。
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カルガモ♀♂は、ときどき嘴を水中に突っ込んで採食しています。
私から充分に離れると、安心して浅瀬に立ち止まりました。
2羽が並んで周囲を警戒しています。
右の個体が尾羽を左右に激しく振ってから、身震いしました。
その間に左の個体は水を飲みました。
移動しながらの採食を本格的に再開しました。
周囲でオオヨシキリ♂の囀り ♪は聞こえますが、カルガモは鳴いていないようです。
関連記事(1年前の撮影:単独個体)▶ 田植え後の水田で採食するカルガモ(野鳥)
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