2007年5月下旬
5/29 飼育しているゴマダラオトシブミ(Phymatapoderus pardalis)の幼虫が蛹化していました。
撮影のため横に寝かせるとピクピク動いて仰向けに戻ります。
とても寝相が良くて感心。
普通は揺籃の中に守られて育つせいか、光を嫌う素振りを見せました。
翅や脚、口吻の原基も見えます。
これから羽化待ちです。
♪何が出るかな?何が出るかな?
【追記】
6/3無事に羽化しました。
成虫編をお楽しみに!
【追記2】
ゴマダラオトシブミとは別種のナミオトシブミを観察した記録『オトシブミ―昆虫の本能のひみつをさぐる (観察の本 1)』p30によると、蛹化の前兆は以下の通りです。
よく見ると、えさを食べなくなった幼虫にも二種類あることに気づきました。ひとつは、からだの中に食物や糞がまだ残っていてそれがすけて見えます。この幼虫は、からだをくねらせてよく動きます。もう一種類の幼虫は、からだの中の食べ物や糞がなくなって、全体が黄色っぽい半透明になっています。からだをくの字にまげて、あおむけに寝たまま、じっと動きません。これが、まもなくさなぎになる幼虫のようです。
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