交接後カバキコマチグモ♀(蜘蛛)の住居網作り
2007年7月下旬
カバキコマチグモ(Cheiracanthium japonicum)の交接後に腹部の外雌器を観察するため♀を透明ビニール袋に入れたら、そのまま中で住居網を張り始めました。
5倍速の早回しでお届けします。
自然界ではススキなどの葉を巻いて住居を作るので、狭い場所を好むようです(広場恐怖症?)。
白い糸が見易いよう初めから黒い背景にして撮れば良かったですね...。
この若妻は左の第一脚および右の第一、二脚と計3本も根元から欠損しており痛々しい。
旦那に乱暴されたのかと心配しました。
寝室を現場検証すると残された抜け殻も同様に歩脚を欠いていたので、若い時期に何か事故に遭ったのだろう(自切?)。
幼体期のクモなら脱皮する度に少しずつ再生するらしいが成体では再生能を失うとのこと。
5本足でも問題なく住居網(産室?)を張り巡らしました。
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