2011/03/25

ベニスズメ(蛾)の飛び立ち



2007年7月下旬

夜の灯火下に止まっていたベニスズメDeilephila elpenor lewisii;前翅長32mm)。
準備運動で体を温めてからでないと飛び立てません。
前年は写真を撮り損ねたので、嬉しい出会いでした♪ 


動画編集時に明るく補正してあります。


【追記】
沢近十九一『やみを飛ぶ動物たち (動物のふしぎな世界 8)』によると、
(夜のガが)飛ぶためには、はねをうごかす筋肉の温度が、30度をこえていなければなりません。(中略)ガは、はねをふるわせて、体温をあげてから、飛びたつのです。 
飛行中の体温をはかってみると、35度から40度で、一定しています。ガのからだは、はねをふるわせていると、体温があがるように、できていますが、ぎゃくに、はねをはげしくうごかしても、体温があがりすぎないようなしくみにも、なっているのです。(p10より引用)


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