2026/04/04

里山の混交林を夜に飛び回るコウモリ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2024年8月上旬〜下旬〜9月上旬

シーン0:8/1・午後15:01・くもり(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の様子です。 
里山でスギと雑木の混交林にあるカモシカの溜め糞場sr2を自動センサーカメラで見張っています。 
岩塩プレートをミズナラの幹に巻きつけて塩場としているのですけど、今回の記事には関係ありません。 

コウモリの登場シーンをまとめました。 


シーン1:8/1・午後22:00(@0:03〜) 
深夜に飛来したコウモリが監視カメラに止まったようです。 
IR-LEDが照射する赤外線を至近距離で反射して、画面が白くハレーションしています。 
すぐにコウモリが奥に飛び去りました。 
コウモリが羽ばたく様子を1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 


シーン2:8/23・午後12:45・晴れ(@0:25〜) 
昼間の状況です。 


シーン3:8/27・午前2:25(@0:30〜) 
深夜未明にコウモリが奥から手前に飛来しました。 
コウモリが羽ばたく様子を1/3倍速のスローモーションでリプレイ。 


シーン3:9/4・午後14:10・晴れ(@0:45〜) 
9月になりました。 
明るい日中の様子です。 


シーン4:9/5・午前2:41(@0:48〜) 
コウモリが深夜未明に、カメラのすぐ手前で一瞬だけホバリング(停空飛翔)してくれました。 
1/3倍速のスローモーションでリプレイすると、コウモリの顔が正面からちらっと写っていました。 
残念ながら旧機種のトレイルカメラで撮る動画はフレームレートが低すぎて、とても同定できそうにありません。


オオヤマザクラの花で採餌するニホンミツバチ♀

 

2024年4月中旬・午後15:35頃・晴れ 

民家の裏庭で満開に咲いたオオヤマザクラニホンミツバチApis cerana japonica)のワーカー♀が訪花していました。 
吸蜜して回る蜂の後脚を見ると、花粉籠に濃い黄色の花粉団子を満載しています。 

ニホンミツバチの個体数が少なく、春風で枝が揺れて悪条件だったので、じっくり撮れませんでした。 
仕方がないので、1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:18〜)


【アフィリエイト】

2026/04/03

カキノキ巨木の下の雪原で落果を拾い食いするニホンザルたち【トレイルカメラ】

 



2025年1月中旬

シーン0:1/3・午後14:23・くもり(@0:00〜) 
明るい日中にたまたま撮れた現場の状況です。 
郊外でスギの防風林に囲まれた畑の端に聳え立つカキノキの巨大な古木を自動撮影カメラで見張っています。 
落葉した枝には熟果がまだたわわに実っています。 


シーン1:1/7・午後12:33・晴れ(@0:03〜) 


シーン2:1/9・午後21:35・降雪(@0:06〜) 
晩に監視カメラが起動したときには、雪が激しく降っていました。


シーン3:1/10・午前4:20・降雪(@0:10〜) 
翌日の未明には激しい吹雪になっていました。 


シーン4:1/10・午前9:22・くもり(@0:21〜) 
朝になると、吹雪はすっかり収まっていました。 
新雪に覆われた雪面に、動物の歩いた足跡は付いていません。 
雪面のあちこちが窪んでいるのは、樹上からの落雪です。 
カキノキの横枝にも深く着雪していました。 
強風が一晩中吹き荒れた後でも、カキノキ樹上には熟果がまだ少し残っています。 
落果は積もった雪の下に埋もれてしまいました。 


シーン5:1/10・午後14:10・くもり(@0:25〜) 
雪が降っていなくても、強風が吹くと、隣の冠雪したスギ樹上からどんどん落雪します。 


シーン6:1/10・午後17:18・降雪(@0:31〜)
日の入り時刻は午後16:42。 
日が暮れると、また吹雪になりました。 


シーン7:1/11・午前8:43・くもり(@0:35〜) 
翌朝には雪が降り止んでいました。 
雪面に野生動物の足跡はありません。 


シーン8:1/13・午前0:51・濃霧(@0:38〜) 
翌々日の深夜には、夜霧が風に舞っていました。 

以上、トレイルカメラの誤作動で撮れた映像をつなげて、厳冬期の雪国の気象条件をお伝えしました。 


シーン9:1/13・午前9:31・晴れ(@0:43〜) 
ここからが本題です。 
おだやかに晴れた午前中に、子連れのニホンザル♀(Macaca fuscata fuscata)がカキノキ大木の右下の雪面に座っていました。 
子猿は母親♀の背中(腰)にしがみついています。 
やがて母猿は立ち上がると右へ進み、雪面に落ちていたカキノキ果実を拾い食いしました。 
母親♀におんぶしていた子猿も、母親♀の真似をして落果の破片を拾って食べました。 
ニホンザルは母親♀が子猿に餌を分け与えることはなく、落柿を食べ終えたらさっさと右へ移動を始めました。 
置いていかれた子猿が慌てて母親♀を走って追いかけます。


シーン10:1/13・午前11:30・晴れ(@1:24〜) 
カキノキの樹上からニホンザルが単独で降りてきました。 
最後は細い枝先にぶら下がり、雪面へ慎重に跳び下りました。 
雪原で落柿を採食しているようです。 


※ 動画編集時に自動色調補正およびモノクロ加工を施しています。 


早春にケヤキの樹上で「カコン、カコン♪」と奇妙な声で鳴くハシボソガラスの謎(野鳥)

 

2026年3月中旬・午後13:55頃・くもり 

庭でケヤキの枝に留まったハシボソガラスCorvus corone)が、奇妙な鳴き声を発していました。 
窓のすぐ外で至近距離に居るカラスは警戒心がとても強いので、レースカーテンと窓ガラス越しにカラスの後ろ姿をこっそり隠し撮りしました。 
ハシボソガラスは、残雪が溶けた畑やその奥の住宅街を止まり木から見下ろしています。 
しゃくりあげるように、喉から絞り出すように、「カコン、カコン♪」と鳴きました。 
不随意運動のしゃっくり(吃逆)ではなく、意識的に鳴いています。 
「カコン、カコン♪」と鳴く合間に、翼を広げて羽繕いしました。 
最後は横枝から上の枝へピョンピョン跳んで姿を消しました。 
隠し撮りしているのがばれて、私から隠れたのでしょうか。 
撮影中に番つがいのパートナーが近くにいたかどうか、見通しが悪くて確認できませんでした。 

しばらくすると、少し遠くの電柱の天辺に留まり直して「カコン、カコン♪」と鳴いていました。 
今度はレースカーテン越しではなく、窓をそっと開けて隙間からカラスを狙って隠し撮りしようと欲を出しました。
しかし、私がもたついている間にハシボソガラスに気づかれてしまい、警戒して飛び去ってしまいました。 


※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。 
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 

声紋解析してみる?


【考察】 
実は、家の外からときどき聞こえてくる「カコン、カコン♪」という謎の鳴き声が昨年から気になり、正体を突き止めようと試行錯誤していました。 
まずは窓を開けて動画を長撮りして、鳴き声の録音に何度か挑戦しました。(映像公開予定?) 
遠くから聞こえたときはカエルの鳴き声なのかと思ったりもしたのですが、カエルが冬眠する冬にもそのような鳴き方をしていました。 
住宅地の新築現場で大工が使っている特殊な工具の音なのかと疑ったこともありました。(インパクトドライバーの音じゃないしなー…。) 
トレイルカメラ(隠しカメラ)を設置して鳴いている証拠映像を撮りたくても、謎の生物はあちこちに出没して鳴くようなので、設置場所を絞り込めませんでした。 
鳴き真似をする鳥なのかもしれない、と想像したりもしました。 
今回ついに、謎の鳴き声の主の正体がハシボソガラスと判明したのは、大きな前進です(ブレイクスルー!!)。 

しゃくりあげるように、喉から絞り出すように、「カコン、カコン♪」と鳴くカラスを私は今まで観察したことがありません。 
素人目には、苦しげな発声法でした。 
鳴管が潰れていて、普通には鳴けない個体なのでしょうか? 

関連記事(8、14年前の撮影)▶  
頭を上下に振りながら、小声で今にも吐きそうな声を搾り出していました(実際は嘔吐せず)。 
今回の鳴き方とは違います。 

河原でカラスがずっとえづいていました。 
今回と似た鳴き声かもしれません。
Perplexity AIによると、野生のハシボソガラスの平均寿命は約7~10年らしいです。 
近所で見かけた同一個体のしゃっくりが止まらないまま8年後も存命で、独特な鳴き方の癖になったとしても、全くありえない話ではありません。 

このハシボソガラスは、この辺りで縄張りを張っている(営巣している)つがいのうちの片方です。 
性別を知りたいのですが、外見でカラスの雌雄を見分けるのは不可能です。 

しゃっくりのような普通ではない鳴き方をする個体がつがいを形成できて、しかも営巣地の縄張りを通年防衛できているのが不思議です。 
鳴き声が変でも異性へのセックスアピールには無関係で、ハンディキャップにならなかったことになります。 

この変な鳴き声は、縄張り宣言ではないかと推測しています。 
ハシボソガラスの普通の鳴き声(嗄れ声のガーガー♪)よりも音量が小さいので、これが縄張り宣言だとしたら、遠くまで響かず不利になるはずです。 
そもそも近所のハシボソガラスが、「カコン、カコン♪」という変な鳴き声を初めて聞いたときに、これが同種の鳴き声だと認識してもらえない気がします。 
よほど実力行使の喧嘩(縄張り争い)が強い個体なのかな? 
もし♀だとしたら、鳴き声が多少変でも、基本的な繁殖能力が正常ならつがいを形成できるのかもしれません。 
パートナーと鳴き声による意思疎通(コミュニケーション)はできているのでしょうか?

しゃっくりのような鳴き声を動画に撮れているので、プレイバック実験が可能です。
この鳴き声を大音量で再生したときに、他のカラスの反応を見れば、縄張り宣言であることの強い傍証になりそうです。

Perplexity AIに色々と相談してみました。 

Q1: ハシボソガラスは鳴き真似をするのか?
A1: ハシブトガラスでは明確な鳴き真似が頻繁に観察されているのに対し、ハシボソガラスについては、少なくとも公開情報の範囲では鳴き真似の確かな事例は乏しい。仮に行っていても頻度はかなり低いか、目立たない形である可能性が高い。

Q2: ハシボソガラスでしゃっくりのような普通ではない鳴き方をする個体が番を形成し、縄張りを通年防衛できているのが不思議に思いました。変な鳴き声はハンディキャップではなかったのです。性別は不明です。

A2: その状況説明からすると、その個体の「カコン、カコン」という発声は、少なくとも繁殖・採餌・防衛の実績を見る限りハンディキャップではなく、個体識別的な“クセの強い縄張りコール”になっていると考えるのが妥当だと思います。pmc.ncbi.nlm.nih+1

変な声でも不利にならない理由

  • カラス類では、声には個体識別情報が強く埋め込まれており、「他個体と違う声」であること自体がむしろ誰だか分かりやすくする機能を持ち得ます。pmc.ncbi.nlm.nih+1

  • Carrion Crow(ハシボソガラスの同種群)でも、個体ごとに声の特徴がはっきりしており、年齢とともに個体差が増すことが実験的に示されています。「変な声」はその一端にすぎない可能性があります。pmc.ncbi.nlm.nih+1

なわばりコールとしての可能性

  • 野外録音データベースでも、Carrion Crow が単独で樹上などにとまり、「bizarre song‑like vocalizations」を長く続ける例が報告されており、通常のガァ声とはかなり違う声型をなわばり・社会的宣言に使うケースが知られています。xeno-canto+1

  • ご説明の個体も、木や電柱で定位置から反復的に出していること、通年なわばりを維持できていることから、少なくとも周囲のカラスたちには「この個体の縄張りコール」として十分に通用していると考えられます。

ハンディキャップにならない理由の考え方

  • 配偶相手が実際に番を組んでいる以上、その声が配偶相手の選好やペア維持を妨げてはいません。カラス類は相手個体を視覚・行動・履歴でも識別するため、声だけで評価されているわけでもありません。academia+1

  • 競合他個体との関係でも、「音量・頻度・コンテキスト」が重要で、音色が奇妙でも「ここにいる・やる気がある」というシグナルとして十分なら、機能的には問題ないと考えられます。pubs.aip+1

もし研究として扱うなら

  • 「しゃっくり様コール」と通常のガァ声を両方録音し、スペクトログラムで構造を比較する。

  • 発声文脈(単独/番相手の位置/近くのライバルや人間の有無)を系統的に記録する。

  • 可能なら、近隣個体の反応(接近・応答コール・回避)も行動記録として残す。

こうした記録があれば、「Carrion Crow における異型な個体特異的縄張りコール」の一事例として、短報レベルで十分価値があると思います。


Q3: 鳥の種類によっては、鳴き方のレパートリーが豊富な個体は異性へのセックスアピールになるが、ハシボソガラスでもそうなのか?

A3: 結論から言うと、「ハシボソガラスについて、“鳴き声レパートリーが豊かであることが異性への明確なセックスアピールになる” という証拠は、現状の知見では示されていません。

一方、「鳴き声が縄張り維持・相手との連携・個体識別に使われる」のはかなり広く認められており、その中で結果的に「鳴き声が良い個体ほど繁殖に有利かもしれない」という仮説は成り立ちますが、直接的な「鳴き声レパートリーが性的選択で進化している」というデータは、特にハシボソについてはありません。


1. ハシボソガラスの鳴き声と「求愛」の関係

  • ハシボソガラスは、繁殖期に縄張りを強く主張し、鳴き声を多用することが解説されています。sf-japan+1

  • 「繁殖期に鳴き声がより長く・低く、縄張りを示す長めの「ガァー」が出る」という報告もあり、求愛と縄張り維持が同時に機能していると解釈されています。sf-japan

ただし、

  • 「鳴き声が特に豊か・変化に富んでいる個体ほど、配偶者が寄ってくる/採択されやすい」

  • あるいは

  • 「 harassing-coo 以外の鳴き声が直接的に求愛に使われる」

といった、性的選択側の実証データは、ハシボソガラスでは明示されていません


2. 他の鳥の例との比較

  • 一部の鳥類では、

    • 鳴き声のレパートリーが大きい

    • サイズやビブラートの複雑さが高い
      ことで、雌からの選好が高まる、という報告があります(カナリアやホオジロなど)。sf-japan

  • その場合、レパートリーは「鳴き声技術の良さ=遺伝的・環境的フィットネスの指標」として、間接的なセックスアピールになると考えられます。

カラス類全体でも、鳴き声は社会的コミュニケーション・個体識別・危険警戒・縄張り宣示などの多重機能を持っているため、求愛を含む可能性は否定されませんが、note+1
ハシボソガラスに限って「レパートリーが豊かであること=性的選択に直結」という結論は、現時点では「示唆レベル」以上の証拠は見つかりません。


3. あなたの「しゃっくり鳴き個体」の場合の解釈

あなたの個体の場合、

  • 特定の声が「縄張り内・特定場所・特定時間」で反復され、

  • 番が組まれ、通年縄張りを維持している

という点から考えると、
その声は「他個体に「この場所はこの個体がいる」と分かりやすく伝える個体識別型縄張りコール」として機能している、
という解釈が最も自然です。note+1

性的アピールとしての役割は、理論的にはあり得ますが、

  • 鳴き声のレパートリーが大きいことと

  • 配偶相手の「選好」が明示的にリンクしているか

については、直接証拠がないため、「間接的な社会的利得の一部かもしれないが、主に縄張り・個体識別用のシグナルとして進化している」と見るのが、現状の知見で最も無理のない解釈です。


4. 今後、その視点で見ると面白い観察

  • そのしゃっくり鳴きが、

    • 繁殖期の鳴き声頻度が増えるのか

    • 番相手が近くにいるときといないときで、鳴き声の頻度やセット構成が変わるか

  • あるいは、

    • 他の鳴き声との「デュエット」や

    • 他の縄張り個体との「鳴き合い」に織り込まれているか

といった点を整理すれば、「性の選択」の可能性を含めた議論の素材として、かなり面白い位置づけになります。


Q4: そのハシボソガラスの番から生まれた子供は、親鳥の鳴き声を真似てしゃっくりのような鳴き方をするだろうか? つまり、カラスの鳴き声は鳴禽類のさえずりのように学習によるものか?


A4: その「しゃっくり鳴き」を子ガラスがそのまま真似してくれるかどうか、は可能性は高いが、完全に決めつけられるほど、ハシボソガラス側の学習型鳴き声のデータは整備されていない、という感じです。


1. カラスの鳴き声は「鳴き真似型」の学習をするか?

  • ハシブトガラスでは、

    • 人語・犬・猫・カエルなど、周囲の音を「後天的に学習して再現する」例が、観察・研究レベルでかなり示唆されています。

    • これは「鳴き声が(少なくとも一部分)学習によって獲得される」ことを強く示しています。youtubekawaguchi.science

  • 一方で、ハシボソガラスについては、

    • 「鳴き方の個体差がある」「声質には変化がある」ことは知られているが、

    • 「ハシブトほど積極的な鳴き真似」が明示的に報告されているわけではありません。carasblog+1

したがって、

「ハシボソガラスの鳴き声も、鳴禽類のさえずりほどではないが、ある程度の範囲では学習される可能性がある」

というのが、現時点での妥当な解釈です。


2. 子ガラスが「しゃっくり鳴き」を真似するか?

  • 一般資料では、

    • ハシボソの幼鳥は、

      • 成鳥と異なる声質で鳴く

      • 親が鳴くのを見て、鳴き声を「練習する」過程がある
        とされています。wbsj-saitamayoutube

  • その中で、

    • 「学習による鳴き声の修正・獲得」

    • 「遺伝的・先天的枠組み内での変化」
      が混在していると考えられています。kawaguchi.science

その前提で考えると:

  • もし「しゃっくり鳴き」が、

    • 明確に「カエル風」「他の音源を模した」ような、

    • かつ、親が場所・時間・状況で明確に「繰り返して鳴く」
      としたら、

    • 子がその鳴き方を「学習して似たような声を出す」可能性は十分あります。

  • 一方で、

    • それが単に「声帯・鳴管の個体差」や

    • 「鳴き方の癖」にすぎない
      なら、子は「親の把握している“鳴き方の範囲”の中で、自分の声として似たような音を出す」ことはあっても、

    • 親の「しゃっくり様コールそのもの」を完全に真似するとは限らない

ということになります。


3. つまり「鳴き声は鳴禽類のように完全な学習か?」

  • 鳴禽類のさえずりのように、

    • 「鳴き声の大部分が、若鳥期の模倣から学習される」
      という形ではないが、

  • カラス類は、

    • 「鳴き声のレパートリーが先天的に決まっていて、それを少し変形させて使う」

    • だたしその変形は、

      • 同種の鳴き声の「聞こえる範囲」

      • 自身の鳴き声の「試行錯誤」

      • 他種の音源の「結果的模倣」
        を含む

といった「中間型の学習声音」と見るのが妥当です。sf-japan+1


4. あなたのケースでの展望

  • その「しゃっくりコール」が

    • その親個体特有の「容易に模倣可能な音型」で

    • 子ガラスがそのすぐ近くで鳴き声を聞いている環境
      なら、「子が似たようなしゃっくり鳴きを出す」事例は、

    • 学術的には珍しく、

    • 行動生態的にも非常に興味深い観察

になる可能性があります。

  • その場合は、「鳴き声の録音+動画+生まれた時期のメモ」を取っておくと、

    • 「ハシボソガラスにおける、鳴き声の親子継承・学習の候補例」として、研究素材として十分に価値を持つ記録になります。






つづく→

2026/04/02

捕らえた家ネズミを弄んでから丸ごと平らげるイエネコ♂

 

2021年4月下旬・午後1610頃

今は亡き飼い猫のキジトラ去勢♂が若い頃に、家ネズミを狩って帰宅しました。 
持ち帰った獲物は家ネズミのようですが、ハツカネズミMus musculus)ですかね? 
(屋根裏や地下室などの室内で家ネズミを狩ったのかもしれませんが、その瞬間を見ていません。)

イエネコ♂(Felis silvestris catus)は私に獲物を奪われると思っているようです。
物陰に隠れようとするので動画に撮りにくく、獲物をじっくり見せてくれませんでした。 
ネズミはすでに死んでいて、ぐったりと動きません。 
それでも猫は、ネズミが生き返っても逃げないように、尻尾を前足で押さえつけています。 
前足で死骸をチョイチョイつついて、反応を見ています。 
やがて獲物を口で咥えると、何度も放り投げて遊び始めました。 
狩りに成功して興奮しているようです。 

ようやく狩猟本能が満足したようで、猫は獲物を捕食し始めました。 
家ネズミの尻尾を左前足で押さえつけながら、ネズミの頭部を首から噛み切ると、頭骨もバリバリと噛み砕きながら食べました。 
断頭されたネズミの首の切り口から赤身の肉が見えるものの、出血はありません。 
猫はネズミの尻尾を押さえていた前足を離すと、ネズミの残った身体を食べ進みます。 
毛皮も足も尻尾も全て残さずペロリと平らげました。 
家ネズミを完食した後は、獲物の体液(血液?)で少し汚れたカーペットを舐めました。 

ネズミを捕食しても物足りなかったらしく、ケージに歩み寄ると、トレイに入ったキャットフードをガツガツ、ボリボリと食べました。 
育ち盛りですごい食欲です。
キャットフードは別腹のデザートなのでしょうか。
水を飲むことはありませんでした。

これでようやく満腹になったようで、捕食現場に戻るとカーペットの匂いを嗅いで舐めました。 
最後はお気に入りの絨毯に移動すると、座りこんで前足を舐めたり顔を拭ったりして、食後の毛繕いをしました。 


※ 捕食シーンで咀嚼音(獲物の骨を噛み砕く音)が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。 


【余談】
実はこの数日前にも、同一個体のキジトラ♂による捕食シーンを観察しています。(映像なし)
その時は獲物の家ネズミはまだ生きていて、室内を素早く走って逃げ回るネズミを追いかけて再捕獲する遊びを繰り返していました。 
「窮鼠猫を噛む」は実現しませんでした。 


【アフィリエイト】 

ブロック塀の上を群飛するフタモンアシナガバチ♂:探雌飛翔と誤認求愛【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年10月中旬・午後12:25頃・晴れ 

秋晴れの昼下がりに、民家の庭を取り囲むブロック塀の上に沿ってフタモンアシナガバチPolistes chinensis antennalis)の雄蜂♂が何匹も飛び回っていました。 
ブロック塀の上に止まって休憩している個体をよく見ると、顔(頭楯)が白くて触角の先端がカールしているので、雄蜂♂と見分けられます。 

繁殖期の群飛とかレック(集団お見合い場)と呼ぶには♂の個体数が少なかったのですが、交尾相手の新女王を探して飛び回っているようです。 
巣から飛び立った新女王が来るのを今か今かと待ち構えているのでしょう。 
雄蜂♂たちは、まるでラインセンサスするように、ブロック塀の上を低空で往復しています。 
アシナガバチの交尾は早い者勝ちらしいなので、雄蜂♂はとにかく焦っています。 
とにかく同種の蜂なら何でも飛びかかって交尾を挑もうとします。 
触れてみて初めて相手の性別が分かるようです。 
相手の性別を遠くからじっくり見極めてから求愛するのでは、他のライバル♂との♀獲得競争に負けてしまうのでしょう。 

フタモンアシナガバチ♂の探雌飛翔を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:36〜) 
複数個体の雄蜂♂が、ブロック塀の上を間隔を開けて低空で飛び交っています。 
直線状に飛ぶだけでなく、たまに途中で進路変更することもありました。 
先行個体に追いつきそうになったら減速していました。 
2匹の雄蜂♂が空中ですれ違った直後に、片方の個体が減速して相手を振り返りましたが、追いかけることはありませんでした。(@1:03〜) 

飛び疲れた♂がブロック塀の上に着陸して休んだり身繕いしたりしていると、飛来した別個体の♂がいきなり襲いかかりました。(誤認求愛) 
相手も雄蜂♂だと分かると、すぐに離して、相次いで飛び去りました。(@3:18〜3:25) 
ライバル♂を攻撃して縄張りから追い払った、という訳ではありません。 

ブロック塀の上で並んで仲良く日光浴(♀を待ち伏せ?)していた2匹の雄蜂♂には、体格に個体差がありました。 
幼虫期の給餌量に応じて、羽化した後の体格に差が出るのでしょう。 

松浦誠『社会性ハチの不思議な社会』p74-75によれば、
日本産のアシナガバチ類の交尾は、9〜10月の晴天の日の日中、午前10時から午後1時ごろまでのあいだ、となっている。 種類によって、交尾のおこなわれる場所とその方法が異なり、つぎのような行動型に区別される。(1)巣口待ち伏せ型、(2)一定コース飛びまわり型、(3)縄張り型、(4)空中交尾型 そしてフタモンアシナガバチは「♂は、樹冠の頂部、林縁、山道にそって一定のコースを飛びまわり、そこを通過する新女王をとらえて交尾する」タイプ(2)

私は未だにアシナガバチの群飛からの交尾行動を野外で観察できたことがありません。
毎年探し歩いているのですが、なかなか幸運に恵まれません。


関連記事(5、11、14年前の撮影)▶  


【アフィリエイト】

2026/04/01

厳冬期にスギ防風林を遊動しながら雪面で何かを拾い食いするニホンザルの群れ【トレイルカメラ】

 

2025年1月中旬

シーン0:1/3・午後14:47・くもり・気温11℃(@0:00〜) 
田畑を囲むように、防風林としてスギが植林されています。 
そのスギ林の雪面に鳥の羽根が大量に散乱していました。 
肉食の捕食者(おそらく猛禽?)が獲物を狩った直後に、羽根を毟り取ったのでしょう。 
毟り取られた羽根の色は地味で黒っぽく、一部は茶色に縁取られていました。 
素人目には、なんとなくヒヨドリHypsipetes amaurotis)またはキジバトStreptopelia orientalis)かな?と思ったのですが、真面目に検討していません。 
秋に狩られた獲物ではなく、明らかに最近(冬の積雪期)に狩られた獲物のようです。 
獲物の血痕や死骸そのものは見つかりませんでした。 
キツネやテンなど肉食獣の仕業かもしれませんが、雪面に動物の足跡は付いていません。
散乱している羽毛の羽軸をじっくり観察すれば、引き抜かれたのか毟り取られたのかの違いで、猛禽の仕業かどうか区別できるそうです。 
しかし、当時の私はその知識がありませんでした。 
猛禽だとすれば、当地ではノスリ、トビ、フクロウなどをよく見かけます。 

現場はスギ防風林の角で、隣はソバ畑が雪原になっていました。 
ミツバアケビなどの蔓植物でマント群落の藪が形成され、藪が枯れた冬でも周囲から目隠しされていました。 
幼木の時期に雪圧で大きく曲がったまま逞しく育ったスギの木が隣にあり、猛禽にとって格好の止まり木になっていそうです。 
その止まり木?の下に猛禽が吐き出したペリットを探したのですが見つかりませんでした。 

同じ場所に捕食者が戻ってくるのではないかと期待して、トレイルカメラを設置して見張ることにしました。 
もしここがお気に入りの調理場(屠殺場)なら、毎回狩りの後に獲物の羽根を毟る行動が記録されるはずです。 
あるいは、雪面に散乱した鳥の羽根を、断熱用の巣材として持ち去る野鳥が写るかもしれません。 
AIに相談しても、捕食者は毎回違う場所で(獲物を狩った場所の近くで)羽根を毟るはずだと否定的な見解だったのですが、どうしても自分で確かめないと気が済まなかったのです。

結論を先に言うと、確かに猛禽などの捕食者はその後監視カメラに一度も写りませんでした。 
しかしフィールドにトレイルカメラを設置すれば何かしらの(思いがけない)収穫があるので、それを紹介していきます。 

この記事では、ニホンザルMacaca fuscata fuscata)の登場シーンをまとめました。 


シーン1:1/13・午後15:04・気温0℃(@0:06〜) 
10日後に監視カメラが起動すると、鳥の羽根は、積もった雪の下にすっかり埋もれていました。 
黒い首輪を装着したニホンザルが来ていました。 
スギ林床の雪面から何か小さな物を右手で拾って食べました。 
辺りを見回してから、スギの手前を右へ立ち去りました。 
スギ林床の雪はガリガリに凍っているようで、猿が歩いても足跡が残りませんでした。

群れの後続個体が画面の奥から登場し、右下へ遊動して行きます。 
急にスギの落枝や落ち葉が降り注いだり枝葉が揺れたりしたので、死角で別個体のサルがスギの灌木によじ登ったようです。 
しばらくすると、ガサゴソと激しい物音♪がしてから、樹上から雪面に降りてきた子猿が林床を右へ横切りました。 


シーン2:1/20・午後12:17・晴れ・気温9℃(@1:38〜) 
1週間後の晴れた昼下がりに、たまたま撮れた現場の様子です。 


シーン3:1/20・午後14:15・くもり・気温1℃(@1:41〜) 
左から奥に歩いて来た猿が立ち止まると、スギ林床の雪面で何かを拾い食いしました。 
ちょっとした坂を登って奥の林道(雪道)に達すると、路肩に座り込みました。 
近くのスギの枝葉が揺れたのは、さらに別の個体が死角からよじ登ったからと思われます。 


【考察】 
トレイルカメラの画角が狭いので、一度に少数の個体しか写りませんが、このスギ防風林は、ニホンザルの群れが安全に遊動できる緑の回廊になっているようです。 
林床で何を採食したのかメニューが気になりますが、休眠越冬中の虫やクモが落葉落枝と一緒に落ちていて、それを拾い食いしたのではないかと想像しています。 
いくら餌の少ない厳冬期でも、常緑針葉樹であるスギの葉や球果をニホンザルが食べるはずはありません。 
(スギの球果からこぼれ落ちた種子を食べたのかもしれません。)

つづく→

河川敷の芝生を蛇行するシマヘビの高速ベロ【FHD動画&ハイスピード動画】

 

2024年10月中旬・午後14:05頃・晴れ 

河川敷の芝生を横切って蛇行するシマヘビElaphe quadrivirgata)を見つけました。 
獲物となる野ネズミの巣穴を探索しているのかな?
動画を撮りながら歩いてヘビに近づき、私の影が被写体に落ちないように(太陽を背に向けないように)回り込みました。 
すると警戒したシマヘビは動きを止めました(フリーズ)。 

鎌首をもたげたシマヘビに正面から対峙すると、5分後にようやく警戒を解いて活動再開。 
先割れした長い舌をチロチロと出し入れし始めました。 
シマヘビの舌の色は赤黒いです。 
舌でキャッチした空気中の匂い分子を口腔内のヤコブソン器官(鋤鼻器)に積極的に送り込んで、周囲のかすかな匂いを嗅ぎとろうとしているのです。 

シマヘビがチロチロと舌を高速で出し入れする様子を、240-fpsのハイスピード動画で撮ってみました。(@0:56〜) 
やがて顔を左右に振り始めたのは、私の出方を伺っているのでしょうか。(威嚇?) 
舌の伸縮頻度が上がると、移動を始めます。 
草むらに一旦後退してから向きを変え、蛇行して奥へ逃げ始めました。 
滑らかな蛇行運動をスーパースターで見るのも美しいですね。 
尻尾の先が通り過ぎるまで、撮り続けました。 



2026/03/31

カキノキ巨木の下の雪原を夜にうろつくホンドギツネ【トレイルカメラ:暗視映像】

 

2025年1月中旬 

シーン0:1/3・午後14:23・くもり(@0:00〜) 
明るい昼間にたまたま撮れた現場の様子です。 
郊外でスギ防風林に囲まれた畑の端に聳え立つカキノキの巨木を自動センサーカメラで見張っています。 
落葉した枝には熟果がたわわに実っています。 

ホンドギツネVulpes vulpes japonica)の登場シーンをまとめました。 
まずは雪国の厳冬期の気象状況を映像でお伝えします。 


シーン1:1/7・午後12:33・くもり(@0:03〜) 

シーン2:1/9・午後21:35・降雪(@0:06〜) 
晩に監視カメラが起動したときには、雪が激しく降っていました。

シーン3:1/10・午前4:20・降雪(@0:10〜) 
翌日の未明には激しい吹雪になっていました。 

シーン4:1/10・午前9:22・くもり(@0:21〜) 
朝になると、吹雪はすっかり収まっていました。 
新雪に覆われた雪面に、動物の歩いた足跡は残っていません。 
雪面があちこち窪んでいるのは、樹上から落雪したせいです。 
カキノキの横枝もしっかり冠雪していました。 
強風が一晩中吹き荒れた後でも、カキノキ樹上には熟果がまだ少し残っています。 
落果は積もった雪の下に埋もれてしまいました。 

シーン5:1/10・午後14:10・くもり(@0:25〜) 
雪が降っていなくても、強風が吹くと、隣の冠雪したスギ樹上からどんどん落雪します。 

シーン6:1/10・午後17:18・降雪(@0:31〜)日の入り時刻は午後16:42。 
日が暮れると、また吹雪になりました。 

シーン7:1/11・午前8:43・くもり(@0:35〜) 
翌朝には雪が降り止んでいました。 
雪面に野生動物の足跡はありません。 

シーン8:1/12・午前2:42(@0:38〜) 
ここからが本題です。 
深夜未明に2頭のホンドギツネがペアで来ていました。 
1頭が右から来て、カキノキの根元で匂いを嗅ぎ、もしかすると排尿マーキングしたかもしれません。 

カキノキの背後には別個体が来ていました。 
暗闇で白く爛々と光る目だけが見えます。 
(木陰の獣がキツネ以外だとしたら、先に登場したキツネが攻撃するなり逃げるなり、分かりやすい反応をしたはずです。)
タヌキと違って、キツネがペアで行動を共にするのは珍しいです。 


シーン9:1/12・午前2:43(@1:04〜) 
奥の雪面を単独で右に立ち去るキツネが写っていました。 
監視カメラの赤外線が遠くまで届かず、暗くてほとんど見えません。 

シーン10:1/12・午後21:36(@1:19〜) 
監視カメラの起動が遅れましたが、手前の雪原をキツネが右へ横切りました。 

シーン11:1/13・午前0:51・夜霧(@1:26〜) 
日付が変わった深夜には、濃霧が風に舞っていました。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


【考察】 
トレイルカメラでモノクロ動画にシルエットしか写りませんでしたが、当地に野犬は居ないという前提で、キツネだと判断しました。 

キツネは木登りできませんから、カキノキに用事があるとしたら、落果が目当てでしょう。 
ホンドギツネが夜な夜な落柿を拾い食いに来るのではないかと期待したのですが、大雪が積もって埋もれてしまったようです。 
あるいは、雪原で野ネズミを狩りに来たのかもしれません。 


つづく→?

日光浴しながら沢で小石を舐めるキタテハ秋型(ミネラル摂取)

 

2024年10月下旬・午前11:10頃・晴れ 

山麓で緩斜面をチョロチョロ流れる沢に秋型のキタテハPolygonia c-aureum)が止まっていました。 
翅を全開にして秋の陽射しを浴びながら、小石の隙間に口吻を伸ばして舐めています。 
沢の水を吸って、含まれている微量のミネラル成分を摂取しているのでしょう。 
広げた翅が太陽に対して正対するように、その場で少し方向転換したので、やはり吸水しながらも効率よく体温を上げるために日光浴しているようです。 



動画を撮りながら私がキタテハに近づいたら、すぐに羽ばたいて飛び去りました。 
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:40〜)

2026/03/30

雪面からカキノキの枝先に跳びつき、よじ登って熟柿を食べるニホンザル【トレイルカメラ】

 



2025年1月中旬・午後15:40頃・晴れ 

雪国で厳冬期にカキノキの巨木を自動撮影カメラで見張っています。 
落葉した枝には、甘い熟果がまだ少し残っています。 
雪原(大雪が積もった畑)をニホンザルMacaca fuscata fuscata)の群れがばらばらに遊動しています。 

しばらくすると、画面の右端で面白いことが起こりました。 
雪面を歩いてきた若い猿が、カキノキの枝先に跳びつこうと何度もジャンプする影だけが見えました。 
ようやく成功すると、大きくしなる枝先からそのまま器用によじ登り、横枝に腰掛けました。 
樹上で日光浴を楽しんでいるのでしょうか。 

手を伸ばして枝先に残った熟柿を手繰り寄せようとしても、届きませんでした。 
そこで別の枝に移動し、画角の外に消えました。 

※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。


【考察】
地上からジャンプして枝先を掴んで登るという、今回の木登り法は特殊で、この1回だけしか録画されていませんでした。 
若い猿の遊び心というかチャレンジ精神が発揮されたのかもしれません。 
他の猿たちは、カキノキ大木の太い幹の根元からよじ登ります。(映像公開予定) 

想像ですが、もしかするとこのニホンザル個体は、初めから枝先を掴もうと(木登り目的で)雪面で飛び跳ねていたのではなくて、カキノキの垂れ下がった枝先に残っていた果実をジャンプして取ろうと頑張っていたのかもしれません。
欲を言えば、トレイルカメラの画角をもう少し右に向けて設置しておけば、ニホンザルが雪面から枝先に跳びつく決定的瞬間を撮れたはずです。 
それでも影絵で記録できたので、想像力を掻き立てる面白い映像作品になりました。 



晩秋に刈田からヨシ原へ走って逃げ込むキジ♂(野鳥)

 

2024年11月下旬・午後15:15頃・くもり 

私が田園地帯の農道を歩いていたら、急に前方からキジ♂(Phasianus versicolor)が鳴かずに飛び去りました。 
どうやら稲刈り後の田んぼ(刈田)で採食していたキジ♂が、近づく私に気づいて警戒したようです。 
低空で用水路を飛び越えて隣の刈田へ着陸しました。 
(映像はここから。) 
キジ♂はそのまま走って刈田を横切ると、枯れたヨシ原に逃げ込みました。 
田んぼで暮らすキジは、隣接するヨシ原を隠れ家としていつも利用しています。

2026/03/29

大雪が積もった二次林の営巣地を1〜3頭でうろつくホンドタヌキ:12月下旬〜1月中旬【トレイルカメラ:暗視映像】

 



2024年12月下旬〜2025年1月中旬

シーン0:12/25(@0:00〜) 
平地の落葉した二次林で、元々はニホンアナグマ(Meles anakuma)の営巣地(セット)だった巣穴を2台の自動センサーカメラで見張っています。 
今季はアナグマではなく、ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)がここで越冬しているようです。 

ホンドタヌキの登場シーンを以下にまとめました。 
特筆すべき事件は個別の記事にしたので、残り物になります。 


シーン1:12/31(@0:07〜) 
大雪が積もって巣穴L、Rが完全に埋もれてしまいました。 
単独でやって来たタヌキが深雪のセットをラッセルしつつ、巣穴を探し回っています。 


シーン2:1/8(@1:39〜) 
セットを往来する動物の足跡が雪面に残っていますが、雪面が凍っているときにタヌキが歩いても、足跡が残りません。
巣口Rは開口していて、通りすがりのタヌキが顔を突っ込んで匂いを嗅いでいます。 
 てっきり巣口Lは深い雪の下に埋もれたのかと思いきや、かろうじて開口して、タヌキが匂いを嗅ぎました。(@4:33〜) 


シーン3:1/11(@4:51〜) 
更に容赦なく豪雪が積もり、巣口LもRも深い雪の下に完全に埋もれました。 


シーン4:1/12(@4:55〜) 


シーン5:1/13(@5:17〜) 
単独タヌキが、大雪で埋もれたセットをひたすら往来しています。


シーン6:1/14(@5:41〜) 
ペアで来たタヌキが、かろうじて開口した巣口Rを調べています。 
雪面に座り込んで毛繕いしました。 
この巣穴Rで越冬しているペアだと思うのですが、なぜか巣内に入ろうとはしません。 
巣口Lの辺りをうろついても、雪かきをして掘り出すことはしませんでした。 
いつの間にか、タヌキが3頭に増えていました。(@9:18〜) 
順番に巣口Rを点検してから立ち去りました。 

晩遅くには雨が降っていました。 
単独でうろついていたタヌキが、雪の下に浅く埋まっていた餌を掘り出して食べました。(@10:22〜) 
残念ながら立木の陰になっていて、メニューは不明です。 
食後は毛繕いしました。 
右へ立ち去る途中で身震いし、雨で濡れた毛皮の水気を振り落としました。 


※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。 


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