2009年7月中旬
オオハエトリ(Marpissa milleri)♀aの行動が先程の初交接を境に劇的に変化しました。
箱入り娘で動きに乏しく(長期飼育の影響?)、前日まで捕食活動も低調だったのに、俄然♂を追い回すようになりました。
この♂が気に入り、性に目覚めて積極的に♂へアプローチするようになったのか、急に食欲が湧いて狩りモードに切り替わったのだろうか?
♀を警戒しながら♂は容器の壁面に造網を始めました。
次の交接に備えて精網を作っているのだろう※。
※ 精網なのか住居網なのか映像からは余りはっきりしなかったので、兼用なのかもしれません。この二つは厳密には別れていないのだそうです。♀aが邪魔しに来る度に作りかけの網を放棄して逃げ回るので、作業が全く捗りません。
(つづく)
〈追記〉
以前飼育したネコハエトリの♂は、精網作製中に近寄ってきた♀を追い払いました。
ネコハエトリはオオハエトリほど雌雄の体格差が顕著ではありませんでした。
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