2009年6月下旬
前回の観察から7日後。
エントツドロバチ(Orancistrocerus drewseni)の初期巣に特有の煙突状入り口が無くなり、巣全体が泥で埋められていました。
標識しないと個体識別は無理ですけど、同じ♀でしょうか。
巣のあちこちから少しずつ削り取った不要の泥を集め、泥塊の中央部に新しい育房を作ろうとしている模様。
今回はマクロレンズで撮影してみました。
ピント合わせが難しい。
背側から撮っても作業の詳細はよく分かりません。
側面から口元を撮りたくても軒下奥で無理な体勢を強いられるのでアングルが不自由です。
昨年観察したヒメベッコウ(ベッコウバチ科/クモバチ科)の造巣とは異なり、本種エントツドロバチ(ドロバチ科)は大顎だけで左官作業を進めています。
定点観察の頻度を上げたくても、忙しくてなかなか難しいのが現状です。
いつか監視用のウェブカメラ等を設置し、造巣過程を微速度撮影してみたいものです。
次の観察記録はこちら。
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