ヒメベッコウ♂cの成長
2009年6月下旬〜7月下旬
育房cから採集したヒメクモバチ(旧名ヒメベッコウ;Auplopus carbonarius)幼虫の飼育記録です。
貯食物はフクログモ科の無紋フクログモの一種。
蜂の子はクモの硬い牙を残しただけで全て食べ尽くしました。
繭から♂が羽化してきました。
ヒメベッコウの仲間は外見での区別が難しく、今回も♀の標本を幾らルーペで見ても同定できませんでした。
しかし♂を調べたところ、顔の両側に幅広い白条があり、第7腹背板に白点があることから並ヒメベッコウ(Auplopus carbonarius)だろうと判明しました。
(つづく)
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