イオウイロハシリグモ♀(蜘蛛):食卵した卵嚢の保護・放棄
2009年9月上旬
飼育中のイオウイロハシリグモ♀(Dolomedes sulfueus)は3個目の卵嚢を完成直後に自ら噛み裂き食卵してしまいました。
卵嚢は噛み裂かれた跡があり、空の袋になっています。
それでも一応、卵嚢の残りを2日間ほど惰性で持ち歩いていました。
やがて壁面に卵嚢を放棄して床に下りました。
産卵から卵嚢放棄までの期間が回を追うごとにどんどん短くなっている点も興味深く思いました。
♂と交接していないので無精卵を産み続けることになり、すっかり投げ遣りになっているのだろうか。
それとも老化なのだろうか。
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