ホシヒメホウジャク♀(蛾)の口吻を伸ばしてみる
2008年10月下旬
共進化のトピックとして、「スズメガと虫媒花」が有名です。
蛾が花の奥にある蜜をホバリングしながら吸うために口吻が長く進化したという話です。
標本写真でも口吻を伸ばした状態がよく本に載っています。
いつか自分でも調べてみたいと思ってたので、ホシヒメホウジャク♀(Neogurelca himachala sangaica)の死骸を使って口吻の長さを測ってみました。
前翅長21mmに対して、伸展した口吻は約16mmでした。
伸ばした口吻も死後硬直でゼンマイのようにくるくるっと元に戻ります。
舌を巻いたお話でした。
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