2008年10月上旬
ナンブアザミの花で長時間吸蜜していたマルハナバチ。
コマルハナバチ♀かと思ったら、蜂類情報交換BBSにてクロマルハナバチ♀(Bombus ignitus)だと教えて頂きました。
カメラを近づけても全く逃げません。
後脚(花粉籠の周辺)に見られるピンクのブツブツは寄生ダニのようです。
別種のマルハナバチは隣のアザミで活発に採餌活動していたので、低気温のせいではなくて別の原因(ダニ感染?)で弱っているのだと思いました。
【追記】
『マルハナバチの謎〈下巻〉 (ハリフマンの昆虫ウオッチング・社会性昆虫記)』p46によると、
越冬したマルハナバチの女王バチの体が小さな褐色の点で一面におおわれていることがあります。これが<まるはなばちやどりダニ>です。このダニは毛の色もまったくわからなくなるほどマルハナバチにたかります。やがて働きバチがかえるとダニは働きバチに移り、巣の底にもうごめくようになります。
10年後に再び似たような事例と巡り合いました。
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