冬でも巣外で脱糞する雪国のニホンミツバチ
2007年2月中旬 或る晴れた日の午後
雪に埋もれた一階の外で羽音がするので窓から覗くと、ミツバチが群れでブンブン飛び回っていました。
板壁の裏で長年ニホンミツバチ(Apis cerana japonica)が自然営巣しており、板の節穴から年中出入りします。
ミツバチはきれい好きで、糞の排泄は必ず巣の外でします。
よく洗濯物や車を糞で汚して人間に嫌がられます。
真冬でも天候が回復するのを待ち、暖かい午後などに巣の近くを飛びながら脱糞するそうです。
今回写真に写っていた新鮮な黄土色の糞がミツバチの体に対して大きいのに驚きましたが、体重の半分ぐらいまで溜め込むらしい。
ミツバチは冬眠しません。
巣に貯蔵した蜜を食べ集団で(蜂球形成)飛翔筋を震わせる運動で熱を発して越冬するという戦略を進化させました。
巣内の温度は常に30~35℃に保たれているとか。(恒温動物!)
以上、ミツバチの掲示板で教えてもらったり調べたことの受け売りでした。
機会があれば一度巣の中を覗いてみたい・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿