2025年5月上旬・午後12:40頃・晴れ
平地のスギ植林地で林床に生えたオオウバユリの葉の縁に乗って
アカハネムシ♂(Pseudopyrochroa vestiflua)が日光浴しながら念入りに身繕いしていました。
初めて撮る虫でしたが、Googleレンズの画像認識でアカハネムシと判明。
アカハネムシは触角の形状に性的二型があり、この個体は櫛歯状の触角をもつので、♂と分かります。
表面積の大きな櫛歯状の触角で♀が放つ微量な性フェロモンを嗅ぎ当てるのは、蛾の仲間と似ています(収斂進化)。
アカハネムシ♂は左前脚を口で舐め、左の前脚と中脚を擦り合わせていました。
次は右側も同様に身繕い。
自慢の触角は掃除しなかったのが意外です。
赤い鞘翅は腹部全体を覆わず、腹端が少し露出しています。
大顎よりも口髭がかなり長いです。
幼虫は肉食性らしいのですが、成虫の口器はあまり発達しておらず、花蜜や花粉、樹液などを摂食するらしい。
ようやく化粧を済ませたアカハネムシ♂は、翅をパカッと広げて飛び去りました。
1/5倍速のスローモーションでリプレイ。
腹背は黒色でした。
広げた後翅も黒く、焦げ茶色の翅脈が密にありました。
【考察】
アカハネムシは体内に毒を持ち、赤と黒の目立つ体色が捕食者に対して警告色になっています。
ベーツ型擬態の話とは違って、「アカハネムシ(Pseudopyrochroa vestiflua)の擬態モデルはベニホタル(Lycostomus modestus)だろう」みたいな言い方はできません。
また、アカハネムシが持つ毒はベニボタルの毒とは成分が違うらしい。
本当なら、ぜひ観察してみたいものです。
ChatGPTを相手に長々と問答を繰り返し、かなり勉強になりました。
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