2011/02/09

ヤスマツトビナナフシ♀を捕まえた




2010年11月中旬
(つづき)
脱糞していたナナフシ(前編記事はこちら)を捕獲して少し遊んでみました。
右の後脚を根元から欠損していますが、最近の怪我らしく再生肢は見られませんでした。
手荒に扱うと脚を自切しそうなので注意しました。

方眼紙上に乗せて採寸すると、体長51mm。


起き上がり運動を観察しようと仰向けにして置いてみました。
しかし気温が低いせいか(10℃自力では起き上がれません。
そのうち諦めたのか動かなくなりました。
手で起こしてやると、ゆっくり歩き始めました。
西日が当たり、歩く影がお洒落です。
こんなスローライフの生き方もあるのですね。
口器や髭の形状も面白いです。
ピンセットで翅を広げると、紅色の後翅を拝めました。




種類の見分け方は次の本を参考にしました。
『ナナフシのすべて』 トンボ出版 p25 
翅の模式図だけ合致しない?)←前翅の図だった。
ヤスマツトビナナフシは♀だけで単為生殖するのだそうです。


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