2008年8月下旬
キボシアシナガバチ(Polistes nipponensis)の巣の定点観察記録。
アシナガバチの幼虫は老熟すると育房を自ら塞ぎ、繭の中で蛹になります。
変態に伴い体長が増すための準備として、まず絹糸で巣房を伸長します。
いつか繭を紡ぐ過程を長時間の微速度撮影で記録してみたいものです。
幼虫の脱皮回数(齢数)は外から様子を見ているだけでは分かりませんでした※。
※幼虫の齢数は頭部の幅で見分けることが出来るらしい。(『アシナガバチ観察事典』 偕成社 p15)
フタモンアシナガバチでは5齢幼虫まで育つそうです。
蛹化の際に初めて脱糞するらしい。
空腹らしい♂が頻りに♀から餌をねだるものの、何も貰えないでいます。
さすがにそれでも造繭中の幼虫から栄養液を摂取しよう(栄養交換)とはしませんでした。
つづく→シリーズ#48
2008年8月中旬
定点観察中のキボシアシナガバチ(Polistes nipponensis)の巣d(♀2匹♂8匹繭43個)。
成虫の性比が偏っています。
シーン1:狩りに成功した♀が隣の笹の葉に一度降りて肉団子を咀嚼してから帰巣。♂による扇風行動。
シーン2:♂6匹が休息。
シーン3:巣房チェック接写。♀が身繕い。
シーン4:♀が巣房点検後に出巣。外出直前の♀に♂が餌をねだる。
つづく→シリーズ#47(#46は欠番)
2008年8月中旬
キボシアシナガバチ(Polistes nipponensis)の巣dを定点観察しています。
♀2匹、♂3匹、繭43個。
シーン1:巣房チェック。警戒して見下ろす。
シーン2:身繕い後に外出する♀a。繭の表面に蟻除けを塗布して回る♀b。餌を♀にねだる♂a。♂bは休息。
シーン3:巣房を点検し、巣柄に蟻除けを塗布してから外出する♀c。身繕いして休み、点検する♀d。幼虫から栄養交換を受ける♂c。
※マーキングによる厳密な個体識別はできておらず、その場限りのものです。
つづく→シリーズ#45