2021/12/01

タヌキの溜め糞で徘徊するアカバトガリオオズハネカクシ

 

2021年8月下旬・午後14:30〜15:00頃・晴れ 

ホンドタヌキNyctereutes viverrinus)が山道(尾根道W)に残した溜め糞場cでハネカクシの一種を見つけました。 
胸部の小さな鞘翅だけ赤っぽく、他は全身黒色です。 
糞の上をチョロチョロと徘徊してから隙間に潜り込みました。 
ハネカクシは神出鬼没で、一旦糞塊の中に潜り込むと、次にいつ現れるか動きが予測できません。 
動画の長撮りを繰り返して、ようやく記録することが出来ました。 
糞食性というよりもおそらく肉食性で、溜め糞の中に育つウジ虫(ハエ類の幼虫)やダニ類などを捕食していると思われます。 

手元の図鑑で調べてみると、どうやらアカバトガリオオズハネカクシ(旧名アカバハネカクシPlatydracus brevicornis)らしい。
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