2022年10月中旬・午前10:35頃・くもり
田園地帯の道端にある電柱の腕金(上から二段目の水平なバー)にノスリ(Buteo japonicus)が止まっていました。
よく見ると、左足を持ち上げて体に引き付け、右足で片足立ちしていました。
疲れた足を休めているのか、あるいは金属の腕金は冷たくて交互に温めているのかな?
後者の理由だとすると、暑い夏は片足立ちにならない(季節限定の行動)と予想されます。
周囲の刈田を鋭い眼光で見回し、獲物を探しています。
実は22分前にも少し離れた地点でノスリを見かけていたのですが、もしかしたら同一個体かもしれません。
(私はまだノスリの個体識別ができていません。)
電柱の腕金に左足も下ろして両足立ちになると、前傾しつつ白い液状便を後方に勢い良く放出しました。
脱糞の瞬間を1/5倍速のスローモーションでまずご覧ください。(@1:36〜)
直後に等倍速でリプレイ。
両足立ちになったということは左足を負傷している訳ではないと分かり、一安心。
腕金上を横歩きしてから飛び立ちました。(@2:15〜)
脱糞で軽量化したということは、今にも離陸しそうだと予測はついていました。
私が担いでいた荷物が重くて長撮り中に我慢できなくなり、地面にガシャンと下ろしたらその音にビクッと驚いて逃げたようです。
飛び立つ瞬間を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@2:21〜)
翼下面の模様から、ノスリと確定できました。
ノスリは広大な刈田を飛び越えると、裏山に近い刈田の端に立つ電柱の天辺に止まり直しました。
着陸直後は尾羽を左右に振っています。
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