2020/10/28

捕らえた獲物を飲み込むニホンアマガエル

 

2020年7月下旬・午後12:55頃・くもり 

民家の裏庭に咲いたボタンクサギの群落で訪花昆虫をチェックしていたら、クズの葉に居たニホンアマガエルHyla japonica)がピョンと跳びました。
クズの葉の縁から右後脚だけでぶら下がり、アクロバチックな体勢になっています。 
おそらく何か獲物に素早く跳びつきながら舌を伸ばして捕食したのでしょう。 
狩りの瞬間を動画に撮り損ねたのがつくづく残念です。 

カエルの口には歯がありませんから、獲物は全て丸呑みします。
今回の獲物はアマガエルの口には少し大きかったようで、飲み込むのに苦労しています。 
撮り初めはカエルの口から未だ獲物が少しだけはみ出ていたのですが、捕食メニューは不明です。 
(昆虫なのかどうかも分かりません。) 
アマガエルは獲物を飲み込みながら下のクズの葉に跳び下りて、ようやく体勢を整えました。
捕食するときは飛びかかりながら短い舌で獲物を押さえつけ、次の瞬間には大きな口で獲物をくわえる。大きな獲物は眼球を引っ込め、眼球の裏側で口の中の獲物をのどの奥に押しこんで呑みこむ。wikipedia:ニホンアマガエルより引用)
嚥下の様子を1/5倍速のスローモーションでリプレイしてみたものの、アマガエルの眼球は期待したほど動いていませんでした。 
もっと大きな獲物を飲み込むときでないと、アマガエルの目玉は引っ込まないのかな? 

アマガエルを飼育して捕食する瞬間をスーパースローでしっかり撮影してみたいなーと毎年のように思いつつ、実現出来ていません。

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