2020年7月下旬・午後12:35頃・くもり
郊外の路肩を見慣れない芋虫が徘徊していました。
定規を並べて採寸すると、幼虫の体長は〜30mmでした。
5匹ぐらいの黒アリ(種名不詳)がイモムシに群がって攻撃していました。
マクロレンズで接写すればアリをしっかり同定できたかもしれませんが、先を急ぐ用事があった私は横着してしまいました。
腹端が尖っているように見えます。
なんとなく、クロクサアリですかね?
このアリの種類を見分けられる方がいらっしゃいましたら、教えて下さい。
幼虫は嫌がって、ときどきS字に身を捩って暴れています。
シロシタヨトウを含め、ヨトウガの仲間の幼虫(ヨトウムシ、夜盗虫)は夜行性のはずですが、アリに襲われて近くの庭や畑から逃げてきたのでしょうか?
イモムシを細い小枝の先でつついて転がし、側面の模様も観察しましょう。
触れて刺激するとシロシタヨトウの幼虫は丸まって防御姿勢を取るはずなのに、その動きが鈍いです。
アリが噛むとすぐに暴れて元の姿勢に戻りました。
イモムシはもっと必死に(速く)逃げても良さそうなのに、どういうわけか上手く蠕動で前進できないようです。
集まって来るアリを嫌がって後退運動を試みても、上手く進めない様子。
外傷は特に見られませんが、路面が熱過ぎて弱っているのかな?
しつこいアリに散々噛まれたり蟻酸攻撃を受けたりして、弱っているのでしょうか?
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