池の護岸で虫を捕食するセグロセキレイ♂(野鳥)
2016年5月上旬
溜池のコンクリート護岸の階段でセグロセキレイ♂(Motacilla grandis)が虫を捕食しに通っていました。
よく見ると嘴に虫を何匹も咥えたまま走り回っています。
何度も連続で虫を捕らえ、嘴に獲物を貯めてから帰巣して雛にまとめて給餌するのでしょう。
自分のために捕食しているのであれば、嘴に獲物を貯めずにすぐ飲み込むはずです。
ときどき池の水面をかすめるように飛んでは岸の階段にすぐ戻ってくるのは、水生昆虫を見つけて捕らえたのでしょう。
また、岸から水面に嘴を付けて水を飲んだように見えましたが、もしかすると水面のアメンボなどを素早く捕食したのかもしれません。
本当の飲水行動なら嘴を水に浸した直後に上を向いて喉に水を流し込むはずですし、嘴に獲物を何匹も咥えたまま水を飲むのはとても難しそうです。
飛ぶときに発する鳴き声が確かにハクセキレイとは違い濁っていますね。
(近くでオオヨシキリやカルガモが喧しく鳴いています。)
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