2015/12/06

発達の悪いムモンホソアシナガバチの巣



2015年9月中旬

石灯籠内で営巣するムモンホソアシナガバチの定点観測記録#4


石灯籠内は昼間でも薄暗いので、赤外線の暗視カメラで撮ります。
27日ぶりの定点観察なのに、ムモンホソアシナガバチParapolybia indica)の巣は大きくなっていませんでした。
残念ながら、このコロニーはこれ以上発達する見込みが無さそうです。
巣が寄生蛾の幼虫に食害されている様子もないので、もしかすると創設女王が早死してしまったのかもしれません。
在巣の蜂は♀2匹だけで、♂が居なくなっていました。
雄蜂は巣立った後なのでしょう。
巣上で静止した♀は貧乏揺すりのように脚をピクピク動かしています。

後半は白色LEDを点灯。
いつの間にか1匹の蜂が巣盤上で向きを変えていました。

つづく→#5:ムモンホソアシナガバチの古巣と謎の食痕



0 件のコメント:

コメントを投稿

ランダムに記事を読む

  • 雪山に残されたニホンイノシシのフィールドサイン(その1)寝床?、牙研ぎ跡、糞13/05/2021 - 0 Comments
  • メマツヨイグサの花粉は糸を引いて粘る19/11/2016 - 0 Comments
  • 雪山で斜めに倒れかけたスギの枝葉を調べるカケス【冬の野鳥:トレイルカメラ】04/12/2024 - 0 Comments
  • スイートピーの花で盗蜜するフタモンアシナガバチ♀13/09/2020 - 0 Comments
  • 網の張り替えで横糸を張るジョロウグモ♀28/09/2011 - 0 Comments