2010/12/20

クロマルハナバチの振動受粉@タケニグサ





2010年7月下旬

タケニグサに訪花するクロマルハナバチBombus ignitusを発見。
個々の蜜量が少ないのか、せわしなく次々と飛んで訪花します。
近づいてみると花に止まったときに飛翔時の羽音よりも高音でブーンという音を発しています。
これは振動採餌と言って、胸部飛翔筋の振動によって葯から花粉をふるい落として効率よく集粉する行動です※。
後脚の花粉籠に黄緑色の小さな団子が見えます。


※『マルハナバチ・ハンドブック:野山の花とのパートナーシップを知るために』p40より引用
花蜜を出さず、豊富な花粉をマルハナバチに与えて花粉の一部を送粉してもらう特殊なマルハナバチ媒花もあります。それらの花は、下向きに咲き、大きな葯(花粉が入っている袋)が下方に露出しています。葯には振動に応じて少しずつ花粉をこぼす穴があります。マルハナバチは、葯を顎と脚で押さえ込んでぶら下がると、胸の筋肉を小刻みに振るわせて葯を揺すって花粉を落とし、体毛で受け止めるというやり方で花粉を集めます。そのような花粉集めの行動を「振動集粉行動」と呼びます。

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