2022年11月下旬・午前10:20頃・くもり
稲刈り後の刈田が広がる田園地帯で2羽のハシボソガラス(Corvus corone)が電線に並んで止まっていました。
強風下で飛ぶと、風の勢いに負けて風下に流されそうになります。
カラスはその強風を利用して、ほとんど羽ばたかずに翼の角度を変えるだけで電線からふわりと高く飛び上がることができます。
どうやらウィンドサーフィンを楽しんでいるようです。
電線から飛び立つ瞬間は撮り損ねましたが、刈田の上空で2羽のハシボソガラスが追いかけっこを始めました。
逆風下で互いに追いかけ、軽い空中戦になりました。
本気の喧嘩(闘争行動)ではなく、遊びの鬼ごっこです。
1羽がさっきと同じ電線に戻り、もう1羽は右に飛び去りました。
ハシボソガラスのウィンドサーフィン(風乗り)と遊びの空中戦を1/5倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:26〜)
背後の裏山には、スギ林の常緑に混じってカラマツ林の黄葉が見えます。
尾根の付近には白いガスがかかっています。
この日は風が強く吹いたおかげで、山嶺に並ぶ風力発電の風車4機が勢い良く回っていました。
日本海側の雪国では、ソーラーパネルを設置しても長い冬の間は日照が期待できません。
むしろ強い北風による風力発電が期待されます。
ただし、回る風車に鳥が激突して死ぬバードストライクの検証と対策が必要でしょう。
関連記事(1年前の撮影)▶ 山上で回る風力発電所の巨大風車
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