2014年10月上旬
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深夜のチャイロスズメバチのコロニー【暗視映像】
屋根裏に営巣したチャイロスズメバチの定点観察#4
6日ぶりにチャイロスズメバチ(Vespa dybowskii)のコロニーの様子を見に行きました。
この日初めて気づいたのですが、屋根を支える斜めの破風板の上下2箇所に巣ができているようです。
下側の穴から巣の外被の鱗模様が覗いて見えます。
しかしアップにしても、巣口や蜂の姿はありません。
上にある巣口と屋根裏の内部でつながっているとしたら、細長い巨大な巣のようです。
屋根裏に登って実況見分してみないと分かりませんが、歴史のある木造建築ですので過去に作られた歴代のスズメバチの古巣が未だ残っているだけかもしれません。
昼間はワーカー♀が外役のため活発に飛び回り、巣口から出入りしています。
写真を撮ると、最大10匹の成虫が巣口付近の破風板に写っていました。
巣口の横で口づけを交わして挨拶している(栄養交換?)ペアも見受けられます。
いつ見ても巣口を守る門衛の数が(素人目には過剰なほど)多いのはチャイロスズメバチの特徴なのですかね?
ベストセラー本『働かないアリに意義がある』のタイトルのように、チャイロスズメバチも働かないワーカーが非常時に備えてスタンバイしているのでしょうか。
※ YouTubeの動画編集時に自動色調補正を施してあります。
非常に高い梯子が無いと巣に近づけません。(梯子車や高所作業車に出動要請?)
下から指を咥えて見上げるだけでは巣内の様子も分からず、あまり面白くありません。
カメラ搭載のラジコンヘリ(今流行りのドローン)をスズメバチの巣の近くまで飛ばせたら面白いのに…と夢想してみる。
つづく→シリーズ#5:雄蜂の飛来
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