前回の記事:▶ 水田の畦道を闊歩するキジ♂(野鳥)
2023年7月上旬・午前10:40頃・くもり
田園地帯を私が歩いていると、キジ♂(Phasianus versicolor)が近くから慌てて畦道を走り去りました。
少し離れてようやく落ち着いたので、動画を撮り始めました。
しばらくは油断なく横目で私の方を警戒しています。
縄張り宣言の母衣打ちを披露してくれることを期待して長撮りしてみたのですが、全く鳴いてくれません。
周囲の縄張りからもキジ♂の鳴き声は聞こえません。
ライバル♂が周囲に居なければ、わざわざ縄張り宣言するモチベーションがなくなるのでしょうか?
それとも、既にキジの繁殖期は終わって鳴かなくなったのかな?
しかし過去の記録を遡ると、4年前には7月上旬にケンケーン♪と母衣打ちしていました。
関連記事(4年前の撮影)▶ 早朝の階段で羽繕い、絶唱するキジ♂(野鳥)
ようやく警戒を解くと、畦道をゆっくり歩きながら採食するようになりました。
田んぼの畦道にはさまざまな水田雑草の穂が既に実っているので、キジはそれを食べて暮らしているのでしょう。
立ち止まって周囲を見回すと、羽繕いを開始。
緑一色の水田にキジ♂の真っ赤な顔がよく目立ちます。
ちなみに、帰路に再訪した際には、同じ水田に隣接するヨシ原から母衣打ちするキジ♂の鳴き声♪が聞こえました。
※ 撮れた映像素材の順番を変えました。
動きに乏しい警戒シーンは後半に回しました。
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