2023年5月下旬・午後12:30頃・くもり強風
車道に面したベニカナメモチ(=レッドロビン)の生垣に花が咲いていました。
レッドロビンに白い花が咲くとは知らず、初見でした。
ツマグロキンバエ(Stomorhina obsoleta)が訪花していました。
強風で激しく揺れる花にハエは必死にしがみついていました。
動画撮影には最悪のコンディションです。
花序の風揺れを抑えるために、動画を撮りながら左手で枝を押さえ、手前にそっと引き寄せました。
普通こんなことをしたら、警戒心の強いハエはすぐに逃げてしまうはずなのに、強風下では飛びたくないようです。
口吻を伸縮させる動きが無いので、ただ花序に止まって風が止むのを待っているだけのようです。
後半はようやく警戒を解いて、レッドロビンの花序を歩き回るようになりました。
撮影中は気づかなかったのですが、同じ花序の右下に微小なゴツゴツした甲虫が来ていました。
おそらくヒラタハナムグリ♂(Nipponovalgus angusticollis angusticollis)と思われます。
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