2023年3月下旬・午後22:35
スギ植林地を通る遊歩道に残された溜め糞場opを自動撮影カメラで監視しています。
ある晩、ホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が単独で画面の下から登場。
斜面を歩いて登る途中で立ち止まり、腰を屈めました。(@0:01〜)
後ろ向きの映像ですけど、おそらく♀が尿で縄張りをマーキングしたのでしょう。
♂なら排尿の際に片足を上げたはずです。
つまり排尿姿勢でタヌキの性別を見分けられるのです。
次に遊歩道まで登ると、そこにある溜め糞opでも横向きで排尿マーキングしました。 (@0:14〜)
縄張りをマーキングするために、タヌキは自由自在に少量ずつ排尿できるようです。
今は繁殖期ですから、次に通りかかる♂は♀の小便の匂いを嗅いで発情の状態をチェックするのかもしれません。
関連記事(約2週間前の撮影)▶ 溜め糞場の近くで残雪に倒れた笹に排尿マーキングするホンドタヌキ♀【トレイルカメラ:暗視映像】
今回の♀個体は便意を催さなかったらしく、遊歩道を左に下りて行きました。
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