2023年3月下旬・午前2:10頃
スギ植林地の遊歩道にホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が残した溜め糞場opを自動撮影カメラで見張っていると、野ネズミ(ノネズミ)が登場しました。
他の地点に設置している監視カメラも含めて冬の積雪期には野ネズミの活動は全く写らなかったのですけど、春になって山林の残雪が溶けると再び活動を始めたようです。
シーン0:3/24・午後14:44
明るい日中にたまたま撮れた現場の様子です。
シーン1:3/31・午前2:08(@0:05〜)
深夜に斜面の林床を野ネズミがチョロチョロと探餌徘徊しています。
タヌキの溜め糞場opを見つけると長く留まり、未消化の種子を食べているようです。
ホンドタヌキは種子散布者で、野ネズミは種子捕食者になります。
森全体の健康を保つためには、両者のバランスが欠かせません。
残念ながらカメラの電池が消耗していて、録画が早々に打ち切られてしまいました。
シーン2:3/31・午前2:09(@0:42〜)
録画が再開されると、野ネズミは溜め糞場opを離れていました。
スギ落ち葉の下に顔を突っ込んで餌を探しながら斜面を左下に移動しています。(探餌徘徊)
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