2022年11月下旬・午後12:55頃・晴れ
稲刈りの終わった刈田の上空でチョウゲンボウ♂(Falco tinnunculus)がホバリング(停空飛翔)していました。
野ネズミやモグラなどの小動物などをドローンのように上空から探しているのです。
1/5倍速のスローモーションでリプレイすると、頭部が灰色っぽいのでおそらく♂のようです。
秋晴れの空中の一点でヒラヒラと羽ばたきながら見事に停飛しています。
旋回したりスゥーッと高度を少し下げたりしてから再びホバリング。
滑空しながらよそ見をした(顔は横を向いた)のに、そちらには旋回しませんでした。
チョウゲンボウ♂が滑空して刈田に舞い降りたのですが、手前に生えた枯れ草が邪魔で、狩りの成否は不明です。
地表からチョウゲンボウが飛び立つ瞬間を撮り損ねてしまいました。
飛翔シーンをスロー再生しても、獲物を足で掴んで運んでいるかどうか、遠くてはっきり見えません。
(空荷なら両足を後方に揃えて流線型になるはず?)
そのまま流し撮りすると、刈田の端に建つ民家の屋根の角に止まりました。
続けてもう1羽(番 のパートナー♀)が追いかけるように飛んで来て、通り過ぎました。
狩った獲物を屋根の上で啄むかどうか、見届けるべきでしたね。
少なくとも、パートナーに獲物を分け与える(求愛給餌)ことはしませんでした。
飛び去ったチョウゲンボウを追いかけて住宅地に向かうと、電柱の天辺に♂が止まっていました。
私がカメラを向けると、急旋回しながら飛び去りました。
ズームアウトして行方を追うと、少し離れた民家の屋根に止まり直しました。
パートナー♀と合流して同じ屋根の対角に止まると、眼下に広がる刈田を見張って獲物を探します。
ときどき頷いているのは、気になる対象物を凝視しているからです。
この間、チョウゲンボウ♀♂の鳴き声は一度も聞き取れませんでした。
※ 動画の順番を入れ替えて、分かりやすいストーリーに再構成しました。
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