前回の記事:▶ ノギランの花蜜を吸い飛び立つシロホシヒメゾウムシ【HD動画&ハイスピード動画】
山道の横に咲いたノギランの群落で交尾中のシロホシヒメゾウムシ(=シラホシヒメゾウムシ;Baris dispilota)♀♂ペアを見つけました。
マクロレンズで接写してみましょう。
側面を向いてくれた際に、♂がオレンジ色の陰茎を挿入しているのがしっかり見えました。
交尾後ガードではなく、本当の交尾中ということになります。
♀は♂を背負ったまま花穂を歩き回り、交尾中も吸蜜に余念がありません。
マウントした♂の体重のせいで♀はもう飛べませんから、花蜜が少なくても同じ花穂の上を歩き回るしかありません。
後で思うと交尾が終了するまで見届けて、♀の腹端に交尾栓の有無を確認すべきでした。
ちなみに、背後の森でジーーーーーー♪と耳障りな低音で鳴き続けている声は、エゾゼミ♂(Lyristes japonicus)の合唱だと思います。
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