2021年7月下旬・午前5:50頃・晴れ
山麓の農村部で庭に植栽されたコムラサキの灌木にピンクの小さな花が満開に咲いています。
早朝の朝日を浴びながらトラマルハナバチ(Bombus diversus diversus)のワーカー♀が忙しなく訪花していました。
この組み合わせは初見です。
多数の個体がブンブン♪と羽音を立てて飛び回っています。
吸蜜するトラマルハナバチ♀の後脚を見ると、花粉籠に橙色の花粉団子を満載しています。
周囲ではニイニイゼミ♂(Platypleura kaempferi)♂の暑苦しい蝉しぐれ♪が絶え間なく聞こえます。
トラマルハナバチ♀はコムラサキの花序で振動集粉しているような気もするのですが、セミの鳴き声がうるさくて聞き取れません。
関連記事(8年前の撮影)▶ ムラサキシキブの花で振動集粉するクロマルハナバチ♀
花から花へとあまりにも忙しなく飛び回るので、普通に撮った映像は見ると目が回りそうです。
採餌(吸蜜・集粉)および花から飛び立つ瞬間を240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@1:29〜)
これぐらいスローモーションにすれば、じっくり観察することができます。
逆に、マルハナバチがいかに生き急いで働いているか、よく分かります。
複数個体を撮影。
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