2021年6月上旬・午後16:40頃・晴れ
街なかの電線にコムクドリ♀(Sturnus philippensis)が止まっていました。
嘴を足元の電線に擦り付けています。 (転移行動?)
ジャー、ジャー♪と警戒声を繰り返し発していますが、風切り音と車の走行音のせいでかき消されてしまっています。
近くに巣があるのかな?
※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
鳴く際に半開きの翼を小刻みに震わせているのは、餌乞い行動を連想させます。
この個体はてっきり親鳥♀(成鳥)かと思ったのですけど、巣立った幼鳥が親鳥に給餌してもらうのを待っている可能性もありますかね?
しかし、幼鳥の嘴の色は成鳥の黒より淡い(ややオレンジ色)はずです。
ということは、この個体はやはり成鳥♀でした。
関連記事(3年前の撮影)▶ コムクドリの家族群が脱糞し電線から飛び去る(野鳥)
やがて、コムクドリ♀は嘴で胸の羽毛を整え始めました。
足で胸を掻いたりもしたので、どうやら胸が痒いようです。
羽繕いが済むと、最後は電線で方向転換してから右に飛び去りました。
近くに営巣木があるはずですが、見失ってしまいました。
巣の位置をヒトに知られたくない親鳥は、私が見ているせいで帰巣するのをためらっていたのでしょう。
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