2025年2月上旬・午後23:35頃・気温-8℃
雪国の落葉した二次林でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)が越冬する巣穴を自動撮影カメラで見張っています。
ここは以前、ニホンアナグマの営巣地(セット)でした。
霧の立ち込める深夜に、左奥の暗闇で白く光る目が動いています。
キョン、キョン♪と甲高く鋭く鳴く声が聞こえました。
次は、唸るような吐息のような鳴き声も聞こえました。
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
【考察】
全身像が写らなかったので、鳴き声の主は想像するしかありません。
タヌキが越冬する巣穴の近くなので、監視カメラに写る確率が一番高いのはホンドタヌキです。
発情期が近いので、タヌキ同士の小競り合いが増えているのではないかと想像しています。
関連記事(同時期の撮影)▶ 厳冬期の夜のスギ林で奇妙な鳴き声で挨拶するホンドタヌキは発情期?【トレイルカメラ:暗視映像】
しかし、コンコン♪と鳴いたのだとしたら、ホンドギツネかもしれません。
渡邉智之『きみの町にもきっといる。となりのホンドギツネ 命のつながり』によれば、
難しい応用問題が出題されて五里霧中です。
キツネの声は大きく2つに区別できるとしています。その1つは、おたがいの位置を確かめ合うための声であり、遠いときには大きく「クォクォクォーン」といったように、近くでは「ウォウォウォーン」などと小さく鳴くものです。2つ目は、おたがいの強さを競い合うときに出す声で、強さを示したい方は「ガッガッ」とか、「ゲッゲッ」などと、どなるような声が力強く短く繰り返されます。一方で、弱いことを伝える方は、「ミーミー」とやさしくなだめるような声を出したり、「キーキー」といった叫びにも似た金切り声を出したりします。さらにこれら2つの種類とは異なるものに、女の人の叫び声のように「ギャーン」とも聞こえる声があり、交尾をする時期によく聞かれますが、その意味はあまりよくわかっていない
クリアな映像でタヌキやキツネが鳴いている映像を少しずつ地道に撮り貯めるしかありません。
ホンドギツネがギャーン♪と鳴く声は、翌年の冬にようやく撮影できました。(映像公開予定)
つづく→
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