2025年2月上旬
二次林でホンドタヌキ♀♂(Nyctereutes viverrinus)が越冬する営巣地を自動センサーカメラで見張っています。
ここは以前、ニホンアナグマが掘った営巣地(セット)でした。
シーン1:2/10・午後21:06・気温-1℃(@0:00〜)
大雪が積もった巣口Rが画面の右に写っています。
ある晩、巣穴の主が右から来た侵入個体に大声で吠えて♪威嚇しました。
鳴き声を言葉で書き記すのが難しいのですが、グヮーッ♪とかグルルルァー♪とか、今まで聞いたことのない鳴き声でした。
巣口Rから手前に向かって深雪をラッセルしながら迂回して来た個体は、主のパートナーが侵入者を追い払いに行ったのかな?
【考察】
タヌキ同士の巣穴を巡る小競り合いは初見です。
「同じ穴の狢 」に対して寛容なアナグマとは大違いですね。
今季は積雪量がとにかく多くて、タヌキが外出中に巣口が雪の下に埋もれてしまったりするので、厳冬期に巣穴を確保するのは死活問題なのでしょう。
この営巣地にはもう一つ別な巣穴Lがあるのに、そこを掘って使うという知恵がタヌキにはないようです。
アナグマよりも穴掘り能力が劣るタヌキは、自力で越冬用巣穴を整備できないのかもしれません。
あるいは別の解釈として、発情期の近い♀に2頭の♂がつきまとっていたのかもしれません(セクハラ)。
パートナー♂があぶれ♂を追い払ったのでしょうか。
※ 動画編集時に自動色調補正を施しています。
※ 鳴き声が聞き取れるように、動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
つづく→
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