2023年12月上旬
シーン0:12/6・午後12:13・晴れ(@0:00〜)
明るい昼間にたまたま撮れた現場の状況です。
里山で湧き水が貯まった浅い泉に来る野生動物を自動センサーカメラで撮影しています。
周囲の雑木林から舞い散る落ち葉が池の中にたくさん溜まっています。
画面の左から湧き水が流入し、右へ流出してから沢の源流となります。
野生動物がよく来る左岸を監視しています。
シーン1:12/10・午前2:01(@0:04〜)
初冬の深夜にニホンイタチ(Mustela itatsi)が水場の岸辺に登場しました。
翌日に現れたホンドテンと比べると、イタチは体が小さいです。(映像公開予定)
左に移動しながら、崖の岩と岩の隙間や根際の穴を丹念に覗き込んで物色しています。
その甲斐あって、イタチは何か獲物を咥えてから右上に少し運びました。
残念ながら後ろ姿でよく見えませんが、その場で捕食したようです。
しかもカメラの電池が消耗していたせいで録画が途中で終わってしまい、獲物を食べ切るまで見届けられませんでした。
狩りの瞬間を1/3倍速のスローモーションでリプレイ。(@0:22〜)
1.5倍に拡大した上で再度リプレイ。(@0:42〜)
イタチが狩った獲物は何でしょうか?
野ネズミがまず思いつきます。
しかし、天敵に襲われた野ネズミは必死で素早く逃げようとするはずでは?と素人考えでは思ってしまいます。
獲物が逃げようとしたり反撃したりした様子がないので、変温動物ではないでしょうか。
越冬中のカエルやサンショウウオの可能性が高いのでは?と勝手に推理しています。
関連記事(同所で3日前の撮影)▶ 初冬の冷たい雨が降る夜に池畔の崖から力尽きて滑落した謎の生き物とは?【トレイルカメラ:暗視映像】
シーン2:12/10・午前2:03(@1:45〜)
約1分10秒後にトレイルカメラが再び起動しました。
イタチは狩りの成功体験に味をしめたようで、さっきと同じ地点の穴で次の獲物(二匹目のどじょう)をしつこく探していました。
最後は諦めて、池畔の崖を左上に登って行きました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
つづく→
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