2023年11月下旬・午後22:05頃
休耕地で見つけたニホンアナグマの越冬用巣穴(セット)を監視するためにローアングルでトレイルカメラを設置しました。
しかし地表近くは湿度が高いようで、夜に気温が下がると夜露(夜霧)でレンズがすぐに曇ってしまい、ほとんど使い物になりませんでした。
晩にまず巣穴から外に出てきたのは、野ネズミ(ノネズミ)でした。
アナグマの巣穴に居候しているのかもしれません。
巣口で白く光る小さな眼が静止しています。
やがて警戒を解くと、野ネズミは左へピョンピョン跳ねながら枯野を移動して行きました。
フィールドにトレイルカメラを設置すると、野ネズミはどこにでも住んでいるなー、と実感します。
これまで私は山中または森の中にトレイルカメラを設置することが多く、写った野ネズミはアカネズミ(Apodemus speciosus)またはヒメネズミ(Apodemus argenteus)だろうとみなしてきました。
今回の撮影地点は、田畑に隣接する原っぱなので、ハタネズミ(Microtus montebelli)の可能性もありそうです。
※ 動画編集時に逆光補正を施しています。
つづく→
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