2021年1月上旬・午後13:20頃・雪
激しく雪が降りしきる中、川面を下流に向って遊泳している1羽のホシハジロ♂(Aythya ferina)が細長いプラスチックの漂流ゴミに興味を示して試しに嘴で咥えました。
幸い飲み込めないほど大きなゴミだったので、ホシハジロ♂はすぐに離して捨てました。
消化できず危険なプラスチックのゴミを誤飲・誤食しなかったので安堵しました。
逆に言うと、小さなゴミなら誤飲した可能性が高そうです。
本来、ホシハジロは潜水ガモの仲間ですから、川面で採食すること自体珍しいです。
実際に動画の後半ではホシハジロ♀が同じ川で潜水漁をする様子が写っています。
今回は野鳥のくらしを脅かす深刻なプラスチック・ゴミ問題という切り口で紹介しましたが、カモ類は水面の漂流物(ゴミ)や流木などに付いた藻を食べることもあります。
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