2020年3月中旬
早春に咲くサンシュユ(別名ハルコガネバナ、アキサンゴ、ヤマグミ)の開花運動を微速度撮影してみました。
秋になる果実の形状だけを見てアキグミかと昔は思い込んでいたのですが、全く別種の植物でした。
花芽の付いた枝先を採取し、水切りしてから花瓶に活けました。
30秒間隔で3日間インターバル撮影しました。
続けてマクロレンズを装着し、接写で更に3日間30秒間隔のインターバル撮影を行いました。
大量の連続写真を元に作成した、5400倍速の早回し映像をご覧ください。
編集で順序を変え、マクロ動画を先にしました。
まるで黄色い花火が弾けるように小さな散形花序が次々に咲く様子が艶やかですね。
個々の花は小さく、蕾の開花運動を接写すると4枚の黄色い花弁が反り返っているのが分かります。
開花直前の蕾の花柄がくるくると旋回しているのが興味深く思いました。
回転する向きは一定していないようです。
広角で撮った動画では、サンシュユの小枝を謎のイモムシ(蛾の幼虫?)が徘徊していました。
越冬休眠個体が暖かい室内で目覚めたようですが、撮影中は気づきませんでした。
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