2023年5月下旬
シーン1:5/27・午後22:50・(@0:00〜)
ある晩にニホンアナグマ♀(Meles anakuma)がノソノソと手前の巣穴Lに入りました。
しばらくして同じ巣穴Lから外に出てくると、身震いしてから腰を屈めて地面に尻を擦り付けました。
2つの巣穴LRの中間地点に臭腺や肛門腺でスクワットマーキングしたようです。
シーン2:5/28・午後17:47・(@0:27〜)日没時刻は午後18:56。
翌日の夕方に入巣Lした♀が前進で出巣Lすると、身震いしてから巣口LRの中間地点で腰を屈めました。
今度は尻を地面にこすりつけるのではなく、おそらく排尿マーキングしたようです。
巣口Rを点検してから右に立ち去りました。
シーン3:5/29・午後18:51・(@1:12〜) 日没時刻は午後18:56。
翌日も日没直前に♀が巣口RLの間で佇んでいます。
向きを変えてカメラ目線になった後に、腰を落としてなんとなく排尿したような気がします。
身震いしてから右へ立ち去りました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
今回はアナグマ♀が立ち止まって腰を少し屈める体勢から排尿したのではないかと推察したのですが、実際に小便を排泄する様子の決定的な証拠映像が翌月に奇跡的に録画されていました。(映像公開予定)
我々ヒトの感覚では自宅の近くで日常的に立ち小便するのは衛生面で抵抗がありますけど、アナグマは縄張りを積極的にマーキング(匂い付け)する意味があるのでしょう。
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