2023年4月中旬・午前10:30頃・晴れ
茎が短いまま早くも花を咲かせているタンポポの小群落が田んぼの農道にありました。
そこにフタモンアシナガバチ♀(Polistes chinensis antennalis)が訪花していました。
この時期に見られる♀は越冬明けの創設女王であり、ワーカー♀は未だ羽化していません。
しゃがんで接写してみると、吸蜜する顔が黄色い花粉まみれになっていました。
フタモンアシナガバチ創設女王が吸蜜に夢中でなかなか飛び去らないので、急ぎの用事があった私は焦れてきました。
右手の指を差し出したら、女王蜂は慌てて羽音を立てて逃げ去りました。
タンポポを同定するために頭花をめくって総苞片を確認すると、意外にも普通種で外来種のセイヨウタンポポではなく在来種のエゾタンポポでした。
隣の株も同種のエゾタンポポ。
念の為に確認してよかったです。
この組み合わせは初見。
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