2022年9月下旬・午後22:35頃・雨・気温16℃
里山のスギ林道でタヌキとアナグマの溜め糞場sをトレイルカメラで監視していると、雨が降る晩に謎の野生動物が記録されていました。
カメラの死角(手前側)から何やらガサゴソ♪と物音がしています。鼻息?
残念ながら全身像は一度も写りませんでした。
謎の獣が方向転換した際に、太い尻尾だけチラッと写りました。
1/3倍速のスローモーションでリプレイしてみると、尻尾にくっきりとした横縞模様がありました。
したがって、これはアライグマ(Procyon lotor)と判明しました。
在来種の哺乳類で横縞模様の尻尾を持つ者はいません。
【追記】
ネコの尻尾という可能性もあり得ますけど、ふもとの飼い猫がこんな山奥まで登ってくるとは考えにくいです。
私は外来種のアライグマをフィールドで見かけたことが未だ一度もありません。
遂に山形県の山林にまで分布を広げてきたようです。
日本各地でアライグマは在来種を圧迫したり農作物を食害したりと問題となっているので、心配です。
林道脇の法面でアライグマが一体何をしてたのか、気になります。
スギの木の根元の崖を掘り返して餌を探していたのでしょうか?
杉林で雨宿りしに来たのかもしれません。
林道の逆側のアングルからも別のトレイルカメラで狙っていたらスクープ映像が撮れたのに、残念無念…。
アライグマがもしタヌキとアナグマの溜め糞場sに興味を示していれば、必ずトレイルカメラにしっかり写っていたはずなので、溜め糞を避けるように迂回したことになります。
※ 動画編集時に音声を正規化して音量を強制的に上げています。
冒頭は短くまとめたハイライト、後半は全記録です。
画面に何も写って無いのにアライグマの動く物音が聞こえるだけのシーンが続きます。
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