2021年6月上旬・午後17:20頃・晴れ
里山の山腹にある小さな池Lの畔で、いつの間にかツチガエル(Glandirana rugosa)が上陸していて、私の足元の近くまで来ていました。
皺だらけの皮膚の色や質感が周囲の地面の色に対して見事な迷彩・保護色になっています。
脇腹が時々ヒクヒクしているのですが、鳴いてはいないようです。
私は未だツチガエルの鳴き声を実際に聞いたことがありません。
【追記】ツチガエルは水中で鳴くことが最近分かったらしいです。
この動画で聞こえるカエルの鳴き声は、近くの池で鳴いているモリアオガエル♂のものです。(映像公開予定)
ツチガエルは急にその場で方向転換すると(@0:22)、跳躍しました。
連続のジャンプで崖をどんどん登って行きます。
どうやら池Lから少し上にある池Hを目指しているようです。
ツチガエルの跳躍シーンを240-fpsのハイスピード動画でも撮ってみました。(@0:57〜)
最後の跳躍(@1:20)では、急斜面を登りきれず、着地の際に少しずり落ちてしまったように見えました。
しかしもう一度スローモーションを見直すと、どうやら画角の外で何か獲物に跳びついて捕食したようです。
直後に口を閉じて眼球を引っ込めたので、獲物を嚥下したと分かりました。
狩りの瞬間をハイスピード動画で記録できなかったのは残念です。
関連記事(7年前の撮影)▶ アリを捕食するツチガエル
てっきり私は隣の池を目指して移動するために崖で繰り返しジャンプしているのかと思ったのですが、もしかすると、このツチガエルは単に徘徊性の昆虫を追いかけ回しているだけかもしれません。
夕方に池Hを目指して移動する虫を追いかけていた、という解釈です。
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