2020/08/30

ハシボソガラス2羽のモビングにも動じないノスリ(野鳥)



2020年6月上旬・午前11:40頃・晴れ

郊外の農村部でまっしぐらに飛んで来たノスリButeo japonicus)が電柱の天辺にフワリと着陸しました。
辺りをキョロキョロと見渡しています。
するとすかさず、2羽のハシボソガラスCorvus corone)が鳴きながら飛来し、ノスリのすぐ横の電線に止まりました。
カーカー♪と鳴き騒きながら電線から電線へ飛び移り、嫌がらせのようにノスリを牽制しています。
カラスに2対1のモビング(擬攻撃)されても、珍しくこのノスリは動じずに平然としています。
このノスリが特別に豪胆というよりも、カラスのモビングがいまいち迫力に欠けるような気がします。
近くの巣で育雛中ならもっと必死でモビングすると思うのですが、若くて経験不足のカラスなのでしょうか?
ノスリの鋭い眼光で睨まれたカラスはすぐに諦めて、2羽とも鳴きながら飛び去ってしまいました。
縄張り内でノスリの存在を黙認したことになってしまいますけど、それで良いのか?

しばらくすると、ノスリも電柱から飛び立ちました。
電柱に向かって歩いて近付こうとした私を警戒して逃げたようです。
広大な農地(畑)の上空で羽ばたきと上昇気流に乗った滑翔を交互に繰り返しながら高度を上げていきます。
カラスはもうノスリを追って来ませんでした。


ハシボソガラス2(野鳥)@電柱+モビング♪vsノスリ
ノスリ(野鳥)@滑翔:翼下面
翼上面

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