2024年5月上旬〜中旬
シーン1:5/6・午後14:53・くもり(@0:00〜)
スギ林と雑木林に両側が挟まれた山道をトレイルカメラで見張っていると、ニホンカモシカ(Capricornis crispus)が現れました。
手前のスギ林から山道に出て来たのかもしれません。
画面の左端で佇み、右を見て警戒しています。
道端に生えたウリハダカエデ幼木の枝葉に顔を擦りつけて縄張り宣言しました。(眼下腺マーキング)
後日の現場検証でも樹種を確認しています。
このカモシカは角が細いので、若い個体のようです。
股間の外性器がよく見えず、性別は不明です。
山道の真ん中に残されたホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)の溜め糞場ltrには全く無関心で、そのまま左に立ち去りました。
シーン2:5/14・午後12:29・晴れ(@0:38〜)
明るい日中にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。
シーン3:5/15・午後14:04・晴れ(@0:42〜)
山道を右へ立ち去るカモシカの後ろ姿が写っていました。
今回は眼下腺マーキングをしていません。
その直後に何か謎の昆虫(アブ?)が飛来したらしく、大きな羽音が監視カメラの間近から聞こえました。
シーン3:5/19・午前5:21・(@0:55〜)日の出時刻は午前4:23。
早朝からカモシカが林道に来ていて、前回(13日前)と同じウリハダカエデの幼木に眼下腺マーキングしていました。
このカモシカは、前回と同じ個体なのかな?
そのまま林道を左へ立ち去りました。
今回もタヌキの溜め糞には興味なし。
シーン4:5/24・午前11:34・(@1:22〜)
最後にフルカラーで写ったウリハダカエデの幼木を拡大してみました。
春から初夏になりつつあり、若葉がどんどん育っています。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
もし同じウリハダカエデ幼木にカモシカが繰り返しマーキングするようなら、監視カメラの画角を少し左にずらすべきですね。
つづく→
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