2024年4月下旬
死んだニホンアナグマの旧営巣地(セット)がある二次林を自動センサーカメラで監視を続けています。
ホンドタヌキ(Nyctereutes viverrinus)が通ってきて匂い付けやマーキングする様子をまとめました。
シーン1:4/23・午後20:59・気温13℃(@0:00〜)
晩に左の獣道から来たタヌキが巣口LRの間を通って、奥の林縁に向かっていました。
林縁で下草の匂いがなぜか気に入ったようで、首筋を擦り付けて匂い付けをしました。
その後は左へ立ち去ります。
1.5倍に拡大した上でリプレイ(@0:33〜)。
シーン2:4/26・午後21:51・気温16℃(@0:55〜)
3日後の晩、右から忍び足で来たタヌキが巣口Lの横を通り過ぎました。
耳を後ろに寝せているのは、ひどく警戒している(怯えてる?) 証でしょうか。
給餌箱の置いてあった近くの匂いを嗅いでから、排尿マーキングで縄張り宣言しました。
このとき腰を深く屈めたので、♀と判明。
この時期はタヌキとアナグマのマーキング合戦が激しくなってきたようですが、どうして実際に巣穴として使わないのか不思議です。
シーン3:4/26・午後21:51・気温17℃(@1:19〜)
続きが別アングルの監視カメラで撮れていました。
巣口Rの匂いも嗅いでから右へ立ち去りました。
シーン4:4/29・午後20:14・(@2:01〜)
3日後の晩に、またタヌキが登場。
アクセストレンチを降りて慎重に頭を巣口Lに突っ込んで、奥の匂いを嗅いでいました。
シーン5:4/29・午後20:15・(@2:48〜)
別アングルの監視映像に切り替えます。
巣口Lを点検してから手前の林内に立ち去る際に、巣口Lの傍らに伸びた蔓植物の下草(種名不詳)に排尿マーキングしたようです。
このとき左後足を軽く持ち上げたので♂かもしれませんが、正面から見下ろすアングルでははっきりしません。
カメラを見上げてから、左下へ立ち去りました。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
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