2023年11月下旬〜12月上旬
シーン0:11/27・午後13:08(@0:00〜)
明るい昼間にたまたまフルカラーで撮れた現場の状況です。
里山の水場を自動撮影カメラで監視しています。
周囲の雑木林から大量に降り積もった落ち葉が池に溜まっています。
画面の左下から細長い池に流れ込んだ湧き水が右上に流出し、山の斜面を下って沢の源流となります。
シーン1:11/29・午前4:21(@0:03〜)日の出時刻は午前6:30
本格的に雪が降りしきる深夜未明にニホンイタチ(Mustela itatsi)が右から登場しました。
岸辺の水際に沿って落ち葉の下や岸の隙間に鼻面を突っ込んで獲物を探しています。
越冬中の両生類(カエルやサンショウウオ)を探しているのかな?
関連記事(同所で撮影)▶
池畔の崖をもう少し(数十cm)上に登ると野ネズミの巣穴があるのですが、このイタチは水際に執着しています。
雪が溶けた冷水に足を浸しても平気なようです。
後半はイタチが画面の左下(湧き水が池に流入する地点)に長々と留まって何かしていました。
獲物を捕食したかもしれないのに、画角にしっかり写ってなくて残念無念。
シーン2:12/1・午後21:22(@1:10〜)
2日後の晩にもイタチが水場に現れました。
カメラの電池が消耗していて、わずか1秒間しか暗視動画が撮れていませんでした。
前回と同じく、池の浅い岸辺を左へ向かう姿がちらっと写っていました。
一瞬の登場シーンを1/3倍速のスローモーションでリプレイ。
※ 動画の一部は編集時に自動色調補正を施しています。
【考察】
山中の泉でニホンイタチが撮れたのは初めてです。
なんとなく、イタチは平地にテンは山地に棲み分けているようなイメージがあったのですが、そんなこともないようです。
この水場を利用する野生動物は普通、水浴びするか水を飲むのが目的です。
明らかに狩りをするために水場に来たニホンイタチは、かなり異色な存在です。
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